ハイアット プレイス バンコク スクンビット1(Hyatt Place Bangkok Sukhumvit 1)/プルンチット(バンコク)

今回のバンコクは開業したばかりの「ハイアット プレイス バンコク スクンビット1(Hyatt Place Bangkok Sukhumvit 1)」に滞在。場所はスクンビット ソイ1の奥の奥。私が入院したことのある「バムルンラード国際病院」のすぐ裏です。BTSプルンチット駅から歩いて15分ほどですが、道がガタガタで歩きづらいので、ガラガラを曳いて歩いては向かえないのでご注意を。また、Sukhumvit Soi 24に同シリーズのホテルがあるので間違いのないよう気を付けましょう。
ロビーはオフホワイト一色で、大規模な美容クリニックのような雰囲気。チェックイン手続きを進めていると、明らかにシュっとしたボスみたいな方が登場し、わざわざお部屋までご案内下さいました。「ハイアットプレイス」シリーズはちょっと高いビジホ程度の認識だったので、高級ホテルのような接客にどぎまぎします。
私はグローバリスト(ハイアットの最上級会員)なので、一番安い予約をしていたのにも関わらず、いくらかお部屋をアップグレードしてくれたようです。広さは30平米ほどでしょうか、このクラスの部屋に1万円かそこらで滞在できるのだからタイは大好きだ。
きちんとしたソファやワーキングデスクもあり、ネットの速さも充分で仕事の作業としては完璧。また、壁に沿った長い長い机は何でもポイっと仮置きでいるので、何かと便利です。
寝具は一般的なハイアットプレイスのものといった印象で、さすがに「ハイアットリージェンシー」などの高級ラインのクラブフロア的な寝心地の良さはありませんでした。
スーツケースをバカっと開く置き場も大きく使い勝手良し。冷蔵庫の中は空っぽですが、瓶入りのミネラルウォーターが6本も用意されていました。また、追加のアメニティはQRコードから注文できるので便利です。
クローゼットは一般的な大きさです。冬場など厚手のコートなどを着る時期は不便かなと思いましたが、そういえばこの地は厚手のコートなどは必要としない気候でした。
ウェットエリアに参りましょう。ベイシンまわりが広々としており、やはり使い勝手が良いです。ただ、洗面所もトイレもシャワーもひとつの部屋に固められているので、複数人で滞在するには不便かもしれません。
バスタブは無くシャワーのみで、シャンプー類もディスペンサー方式と、こちらも一般的なハイアットプレイス方式です。シャワーの温度や水量は申し分ありません。
共用設備に参りましょう。当館にはグローバリスト向けのラウンジなどは無いため、代わりにドリンクチケットが支給されます。ロビー階にある売店で好きな飲み物をピックアップしテラス席でのんびり。ラウンジ乞食が集まりがちなカクテルタイムなんじゃななくて、こういうのでいいんだよ、こういうので。
フィットネスセンターの規模は小さいですが、客室数を考えれば仕方ないかもしれません。
屋上のプールも小さく、ガチで泳ぐというよりは子供が水遊びを楽しむ程度のサイズ感です。
朝食は1階ロビー奥にあります。09:30頃に訪れたためかゲストは殆どおらずガラガラでした。スタッフのオッチャンがニコニコしながら甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるので、居心地はとても良い。
食事はビュッフェスタイルで、コンチネンタルブレックファストを中心に、タイ料理もいくつか用意されています。卵料理もその場でアレンジしてくれ、「Hyatt Place Waikiki Beach (ハイアット プレイス ワイキキ ビーチ)」のクソ朝食に比べると天地の差です。
私はサラダを中心に楽しむのですが、どことなくオリエンタルな味覚が感じられ、とても美味しい。野菜も新鮮だ。
卵料理はタイ式の特別なオムレツをお願いしたのですが、調味と造形がそうなだけで、具材は一般的なオムレツと同じものです。
ココナッツカレー的な麺料理の用意もあり試しにお願いしてみました。味は良いのですが辛味が異常に強く、内臓がついていけません。外人ばかりが泊まるホテルの朝食で、このような攻めた料理を出すとは見上げた根性である。
その後「間悪のいことにバンコクにいます。」で記した通り、大きな地震に見舞われました。その時わたしはホテルの7階で仕事をしており、かなり長い揺れではあるものの震度は3から4といったところかな、と甘く見ていたのですが、スタッフからジャンジャン電話かかってくるわ非常ベルまで鳴るわで、いったん建物の外に追い出される運びとなりました。
しかし数十分もすると「そろそろ大丈夫じゃね?マイペンライじゃね?」という雰囲気になり、三々五々に解散。なんせ屋外は37℃の酷暑だ。階段で7階の部屋までに戻り人心地つくと、なるほど壁にしっかりと壁に亀裂が入っていました。ちーん。当館はまだ開業したばかりだというのに。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。