チェンマイ空港の国内線ラウンジについて/タイ

チェンマイ国際空港(Chiang Mai International Airport、空港コード: CNX)の国内線ターミナルにあるラウンジ「ザ・コーラル・エグゼクティブ・ラウンジ(The Coral Executive Lounge)」。 国内線制限エリア内、ゲート8付近に位置します。
チョコレート屋のような外観で、中に入ると本当にチョコ屋のイートインスペースぐらいの広さしかありません。これは狭い。私が知る限り、世界で最も小さい空港ラウンジではなかろうか。
客席数の割には食べ物は充実しています。冷菜や常温のものはそのままセルフで持っていくのですが、温菜やビールはオーダー制。ゲストは全然いないので、スタッフがとても暇そうでう。
ビールだけもらって席に着くのですが、機内よりも狭いレベルです。テーブルも小さく低いのでPC作業には不向き。今回はプライオリティパスでの入店だったので実質無料だったので、ある意味よい経験をさせて頂きました。
流石に長くは座っていられないので、「タイ航空ロイヤルオーキッドラウンジ (Thai Airways Royal Orchid Lounge)」へと引っ越します。ゲート3の向かい側に位置し、先のラウンジから歩いてすぐです。私はANAのダイアモンド会員様なので、最初からコチラを使うのがスジだったかもしれません。
流石はフラッグシップキャリアのラウンジ、中々の高級感を醸し出しています。ただ、スワンナプーム空港のラウンジと同じく、アルコールは無いはデスクは無いわで、結局のところ先のラウンジと機能性はあまり変わらないような気がしました。
食事も丁寧にプレゼンテーションされているものの、料理の種類という意味では先のラウンジと大差なし。ある意味では先ほどのラウンジの方が、屋台やキオスクのように使用効率が良かったかもしれません。
せっかくなので北部の名物「カオソーイ」と、もち米と豚肉を蒸したものを頂きました。これがなかなか美味しくって、国内線のラウンジでこの料理のクオリティは嬉しい。日系エアラインの国内線ラウンジは煎餅ぐらいしか置かれていないので、国によって方針は様々だなと感心した滞在でした。

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