明治通り沿い、恵比寿と広尾の中間地点にある「レストラン コニシ」。昔ながらの喫茶店兼洋食屋のような佇まいであり、郷愁を誘う外観です。
店内は厨房近くのカウンター席にダイニングエリアのテーブル席。トータルでは30席ほどでしょうか。ランチタイムは近隣の住人や勤め人で賑わいます。
昼の定食に付随するスープ。これはオニオンスープと呼ぶのでしょうか、思いのほか旨味が強く具材も多く、見た目以上に味わいの強いひと品です。この日のランチは2種からのチョイスであり、私は「ポーク生姜焼きと鮮魚フライ」を注文。1,200円です。
ザ・洋食といった具材の盛り込みであり、豚肉も魚もベーシックな美味しさです。サラダはごくごくシンプルなものですが、卓上に置かれた恐らく手作りのドレッシングが美味しかった。
ライスは炊いてから時間がたっているのか温度は低く少し臭みがあり、あまり美味しくありません。まあ、町の定食屋のランチのライスと言えばこんなものかもしれません。
昔は著名人も訪れることもある、知る人ぞ知るレストランだったようですが、事前情報なしに訪れれば至って普通の定食屋でした。同じ広尾であれば「キッチンふるはし」のほうがパッションを感じるような気がする。おつかれさまでした。
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広尾は初デートに良い街です。謎にハイセンスな雰囲気と下町的な親しみやすさが同居する。飲食店も都内トップクラスの名店が比較的リーズナブルな価格設定に落ち着いています。
- TAIAN TOKYO(タイアン トウキョウ) ←この迫力はやはりフランス料理でないと到達できない。
- ア・ニュ Shohei Shimono ←フレンチをベースとした旨いもの屋。
- Alternative (オルタナティヴ) ←おもろくておいしい料理。
- レストラン アラジン ←記憶がハッキリと残る料理。
- レストランひらまつ ←何度も何度も訪れているのに美味しい。
- マルゴット エ バッチャーレ(Margotto e Baciare) ←あれだけのトリュフ料理とキャビアを食べてこの価格というのはリーズナブル。
- おでこ(au deco) ←フランス料理を食べ込んだ仲間たちでどうぞ。
- コントワール ミサゴ(Comptoir Missago) ←とにかく融通のきく旨いもの屋。
- ヨシダ ハウス(YOSHIDA HOUSE) ←日常に寄り添う究極の普通。
- ポンテ デル ピアット (PONTE DEL PIATTO) ←抜群に旨くてそんなに高くない。
- リストランテ ペガソ(PEGASO) ←接待や綺麗なデートにうってつけ。
- ラ トラットリアッチャ(La Trattoriaccia) ←令和のビスボッチャ。