店内は30-40席といったところで、これぞローカルといった客層。旅行者や外国人は我々だけであり、完全に浮いています。英語を話さないスタッフも多く、今回の滞在で最も注文に難儀したレストランです。
飲み物につき、私は無難にノンシュガーのスイカジュースを注文したのですが、連れは「テータリック(teh tarik)」という、このあたりで人気のミルクティーを注文。紅茶とコンデンスミルクで作られており、連れはその甘さに頭を抱えていました。
気を取り直して「Tumpi」。これはブルネイの料理なのかなあ、薄い揚げパンのようなものをオカズ(?)と一緒に楽しみます。これが、旨い。サクっとした口当たりにモチモチとした噛み応え。ゲストのほぼ全員が注文するだけあって、流石の美味しさです。世の中知らない料理がまだまだあるなあ。
ゴハンとスープも付きます。が、これはブルネイのチェーン店「Nasi Katok Lily」のそれの方が香り高くて好き。毎日似たような食事を続けていると、微妙な違いが少しづつわかってくるのだ。
こちらは「ナシ・レマ・ダギン(nasi lemak daging)」。ナシ・レマとはマレーシアやシンガポールでもよく見かける料理であり、その牛肉添えです。ゴハンはココナッツミルクで炊くのが定番ですが、ブルネイではそういうタイプはあまり見かけませんでした。
こちらは「ナシ・レマ・ダギン(nasi lemak daging)」。ナシ・レマとはマレーシアやシンガポールでもよく見かける料理であり、その牛肉添えです。ゴハンはココナッツミルクで炊くのが定番ですが、ブルネイではそういうタイプはあまり見かけませんでした。
以上を2人でシェアし、合計で16ブルネイドル(約1,800円)。これだけしっかり飲み食いしてこの支払金額は大変お値打ち。何より「Tumpi」という新たな味覚に出遭うことができて私嬉しい。生まれてきてくれてありがとう。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。