餃子菜館 勝ちゃん(ぎょうざさいかん かっちゃん)/小松

小松駅から歩いて3-4分の場所にある「餃子菜館 勝ちゃん(ぎょうざさいかん かっちゃん)」。1961年創業以来、小松市民に愛され続けてきた町中華であり、食べログでは百名店に選出されています。駐車場はもちろん新幹線駅も空港も近く、品川級に便利な立地です。
ネット上の口コミを見る限り場面で行列するようですが、日曜日の11時過ぎに訪れた私はスっと着席することができました。その他、愛想が悪いだの提供スピードが遅いだの口コミでは色々と言われていますが、全てはタイミング次第な気がします。

店内はゆとりのある設計で、大きな荷物があっても大丈夫。地元の方はもちろん、旅行者にとっても使い勝手が良いお店でしょう。
セットメニューは平日ランチのみのようで、私は単品で注文。「中国野菜の炒め」「焼き餃子」「塩焼きそば」の3品を注文。提供速度が遅いわけでもなく、普通の時間感覚で配膳されました。
「中国野菜の炒め」は950円。チンゲン菜主体でしょうか、シャキシャキとした食感が特長的。ほんのり香ばしくて、葉っぱの部分はとろっとした甘みがある。茎の部分はちょっと歯ごたえがあって、噛むほどに野菜の旨味が滲み出て来ます。
スペシャリテの焼き餃子。カリッカリに焼けた皮がたまらない。豚肉と野菜の旨味が絶妙なバランスで調和しています。1人前で7個ですが小ぶりでもあるのでスナック代わりです。
小松のウルトラソウルフードたる「塩焼きそば」。独特の形状をした平打ち太麺を使ってており、モチモチっとした食感が印象的。二郎の麺を焼きそばにしたようか感じです。量も二郎よろしく特大サイズであり、普通に美味しいのですが、流石に途中で食べ飽きました。独りで食べるというよりは、色々と注文して2-3人でつつくのが良いかもしれません。
以上を食べ、合計で2,300円。アラカルトで3品も取ってこの支払い金額なのだから悪くないディールです。何よりスタッフのみなさんの愛想が良いのが素敵ですね。親子3代で通われる方も多く、まるで大きな家族のような居心地の良さを感じられました。小松空港から帰る際はちょっと寄り道して、北陸旅行の打ち上げに是非どうぞ。

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