東江そば(あがりえそば)/小禄(那覇)

浦添で好評を博した「東江そば(あがりえそば)」が2号店をオープン。空港から近くモノレールの小禄駅からのアクセスも良いので、観光客にとっては嬉しい存在です。もちろん駐車場の用意もあります。
店内は変わった座席配置で、両サイドに小上がりに中央にテーブル席。テラス(?)にもテーブルがあり、なかなかのキャパシティです。ちなみに夕方からは居酒屋メニューの用意もあるそうです。
私は店名を冠した「東江そば」と自慢の「自家製餃子」を注文。前者が1,000円で後者が330円の、合計1,330円です。
「東江そば」には本ソーキ、軟骨ソーキ、三枚肉がトッピング。いずれも味付けは濃いめであり、なるほど夜は酒場と化す理由がよくわかりました。軟骨がトロトロでもはやこれは軟骨なのかいうほどの食感です。
自家製の生麺はとても美味しいですねえ。プリプリと弾けるような食感で、ツルっとした喉越しながらコシも感じられます。スープは綺麗に澄んでおり、カツオと昆布の風味が支配的。もちろん美味しいのですが、味の濃い肉類に押し切られている感は否めません。
餃子は悪くはないのですが、やはり専門店のクオリティには遠く及ばず。沖縄そば屋で餃子を取り扱う店は少ないのですが、ああ、やっぱりねというお気持ちです。
以上を食べて1,330円。そばとソープそのものは美味しいのですが、肉のパワーが圧倒的、かつ、餃子がパっとしないので、全体としてのバランスを欠いているような気がしました。当店ではプレーンなそばのみを食べるのが良いのかもしれません。次回は浦添本店に、そばだけを食べにお邪魔しようと決意しました。

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