コロナ真っ盛りの2020年6月に自由が丘にオープンした「クレープス ノカオイ(Crepes NoKa'Oi)」。もともとはハワイのカイルアで創業したクレープ屋であり、「ネクストパンケーキ」として話題となったようです。私は割とハワイに行く機会が多く、つい先日も遊びにいったばかりなのですが、「ネクストパンケーキ」というスローガンは全く存じ上げませんでした。
店内はテーブル席が中心にカウンターが数席。気候が良い時期はテラス席も活用しているようです。なのですが、店内に空席はいくらでもあるのに謎に軒先で待たされ激おこぷんぷん丸です。デビューしたばかりの「ビルズ(bills)」と同じ気配を感じました。
看板メニューの「ティキ トーチ(Tiki Torch)」。これだけで2千円弱も要するのですが、大きさも中々のものです。クレープ生地に鶏肉やホウレン草、トマトにタマネギなどが組み込まれており、トップにはバジル風のソースが注がれています。
いわゆる食事系クレープであり、不味くはありませんが、美味しくもありません。コンビニの具沢山サンドイッチと本質的には変わらない。うーん、これなら気の利いたピザでも食べた方が満足度が高いなあ。
こちらはガレット。蕎麦粉を含んだタイプのクレープですが、フランス料理系統のガレットを食べ込んで来た私としては全く物足りないですねえ。蕎麦粉独特の香ばしい風味に乏しく、奥深い味わいが感じられません。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。