Living Room(パークハイアット釜山)/マリンシティ

「パークハイアット釜山(Park Hyatt Busan)」での朝食は、31階にあるイタリアンレストラン「Living Room(リビングルーム)」に案内されます。大人ひとり7千円ぐらいだったっけな。私はハイアットのグローバリスト(最上級会員)なので、無料で楽しむことができましたヒヒヒ。
ビュッフェのメニューは韓国風の料理が多く、キムチにナムルにプルコギなど定番料理が一通り。もちろんベーコンやソーセージ、スモークサーモンなどの欧米系の朝食ラインナップも用意されています。
オデンやアワビ粥も用意されているのが面白いですね。ただ、韓国料理あるあるですが調味は殆どなされておらず、セルフで塩気などを足していく必要があります。
パン類やシリアルなどの用意もあり、このあたりは外資系ラグジュアリーホテルに恥じない品揃えです。
こちらはアラカルトでオーダーする「エッグ・ロワイヤル」。期待を持たせる料理名ですが、いわゆるエッグベネディクトにアボカドとサーモンを組み込んだものであり、どのあたりがロワイヤルなのだろうといったお気持ちです。
「釜山の特別料理」にカテゴライズされていた「スジェビ」という料理。日本の「すいとん」に似た料理であり、モチモチとした食感が特長的。しかしながらやはり調味は控えめであり、繊細な味付けを通り越して病人食のようでした。
ホットク風のパンケーキ。ホットクとは韓国の屋台で人気の定番おやつであり、黒砂糖やシナモンなどの甘い餡を小麦粉の生地で包み、鉄板で焼いたもの。とは言えコチラは一般的なパンケーキであり、色んなタネやタレを用いてホットク風味を表現しているようです。
フレンチトーストはトーストというよりもケーキといった表現がピッタリで、密度のある生地に濃厚なバナナな甘味が記憶に残りました。私はパンケーキやフレンチトーストなどの単純な小麦粉系の食べ物をそれほど好まないのですが、当店のそれらは中々に美味しかった。
眺望は素晴らしく、料理のラインナップも中々のモノで、流石はパークハイアットとも言えるバランスの取れた朝食でした。ゲスト数が少なく、落ち着いているのも良いですね。ゆとりがある食事は大好きだ。

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