2024年夏にオープンした「貝麺あおみ(かいめんあおみ)」。下北沢の人気店「貝麺みかわ」の姉妹店だそうで、総本山は広島の「らぁ麺 はま廣」にあたるそうです。日吉駅から歩いて3-4分で、「横濱串工房(くしこうぼう)」や「がっとん」のすぐ近くです。
ヘンな時間にお邪魔したのでゲストは私だけ。カウンターだけでなくテーブル席も結構あって、ラーメン屋としては中々の客席数です。通しで営業しているのも便利ですね。看板メニューの「貝出汁中華そば」を注文し、「特製」のトッピングを付けてもらいました。「醤油」か「塩」を選ぶことができ、私は前者をチョイス。「醤油」は牛骨の風味が強く出るそうで、なるほどアサリ、ハマグリ、ホタテのエキスを土台に良い意味での動物臭さも感じられます。
麺には「ゆめちから」「きたほなみ」といった上等な小麦粉を用いているそうで、滑らかな喉越し。ちなみに「特製」は肉が増え味玉が付くようで、豚肩ロース・豚バラ・鶏ムネと3種の振れば―を楽しむことができます。追加で「貝の和え玉」。いわゆる味付きの替え玉で、先の麺とは仕様が異なり細くてゴワつきが感じられます。タレもしっかりとかかっており、香港の屋台でササっと食べる麺料理に方向性が似ています。
日吉は学生街なのでライスは無料なラーメン屋が殆ど。当店もそうなのですが、アダルトな私は150円の追加料金で「貝のしぐれ煮ごはん」にチェンジしてもらいました。味はご覧の通りですが、この貝量でこの支払金額は実にお値打ちです。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。