東京ブランドの豚肉として有名な「TOKYO X」のアンテナショップ「トンカツ X(エックス)」がムスブ田町に開業。お料理は「とんかつしお田」が監修しているとのこと。
店内はカウンターに4席とテーブル席がたくさん(写真は公式ウェブサイトより)。ピークタイムは行列しますが11時からオープンしているので、タイミングをズラせば待ち時間なく着席することができます。
注文を済ますとすぐに供されるキャベツの千切り。ベジファースト族にとっては嬉しい仕組みであり、トンカツが到着する前におかわりしちゃう勢いです。卓上にはトンカツソースはもちろん、岩塩やキャベツ用のドレッシングなども用意されています。
10分ほど待ってトンカツが現着。看板メニューの「東京X特上ロースかつ定食」は4,950円もしますが、バニラな「ロースカツ・ヒレカツ定食」であれば1,580円で済みます。とは言えトンカツとして充分に美味しく、ヲタクでもない限りコチラで満足できるでしょう。パン粉が粗くザクザクとした食感が特長的です。
ゴハンは一般的な定食屋と同等のクオリティ。おかわりは1杯無料であり、330円のカレールーをオプション注文すればトンカツ定食とカレーライスをダブルで楽しむことができるという天才的なシステムです。
お味噌汁も1杯おかわりOKなのですが、私は220円の追加料金で豚汁に変更してもらいました。サムギョプサルもかくやという厚切りの豚肉がゴロゴロと放り込まれており、投資対豚肉で言えばトンカツそのものよりも割が良いかもしれません。
以上を食べ、お会計は1,800円。この量と質のトンカツを行列ナシで楽しんでこの支払金額はリーズナブル。「東京X特上ロースかつ定食」は流石に気後れする価格設定なので、まずはランチの素朴なタイプを試してからチャレンジしましょう。ネット上の口コミでは色々言われていますが、普通に美味しいですよ。
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私は「とんかつ」という料理をそれほど好みません。だって、豚肉を脂で揚げるだけじゃないですか。それなのに、行列するは調理に時間がかかるわ結構高いわで、積極的に取り組もうとしないのです。したがって、私は物凄く「とんかつ」ならびに「とんかつ屋」について、検察官のようにシビアに評価しています。思い入れが無い分、信憑性は高いかもしれません。
- とんかつ マンジェ/八尾(大阪) ←とんかつの聖地。私のとんかつ観を変えた店。
- もち豚とんかつ たいよう/武蔵小山 ←気の良い料理人は何を作っても美味しいものだ。
- とんかつひなた/高田馬場 ←日本人の琴線に触れる延長戦。
- とんかつ成蔵(なりくら)/南阿佐ヶ谷 ←トンカツに5千円?しかも予約制?
- あげ福/五反田 ←アクセスのよい成蔵。
- とんかつ都/麻布十番 ←無名ですが実力派。肌理の細かい衣が特長的。
- ポンチ軒/新お茶の水 ←肉がミルキー。行列が短いのもグッド。
- とんき/目黒 ←都内屈指の老舗。16:30には行列が。
- とんかつ大宝(たいほう)/目黒 ←2千円以下の部、優勝店
- 豚組(ぶたぐみ)/西麻布 ←西麻布のオシャレとんかつ。味も最高峰。飲み屋として使うのも良し。
- 豚組食堂/六本木 ←豚組のセカンドライン。ヒルズ内かつ通し営業と使い勝手良し。
- のもと家/大門 ←売り切れ必至。大門の超人気店。
- 檍(あおき)/大門 ←蒲田の超人気店がとんかつ激戦区、大門に進出。
- 丸五/秋葉原 ←ミシュランのビブグルマン(安ウマ店)をゲットしており、秋葉原の観光も兼ねて外国人にも大人気。