2023年9月にオープンしたビストロ「TiTi（ティティ）」。場所は恵比寿のバス通りを白金方面へ向かい恵比寿二丁目あたり。モダンメキシカン「KIYAS（キヤス）」のすぐ近くです。
店内はL字型のカウンター席が7-8席に小さなテーブルが少し（写真は食べログ公式ページより）。北海道出身のシェフ2人がツーマンセルでテンポよく取り回します。15時から通しの営業で、使い勝手が非常に良い。
お酒は高くなく、ビールは千円を切り、グラスワインは1,200円～。ワインのラインナップは幅広く、世界中から手頃なものを収集している模様。グラスワインはたっぷり注いでくれるので、しっかり酔えます。
お通しはアランチーニ。イタリアが誇るライスコロッケですが、このように、ビストロを標榜しつつ旨いものなら何でも出しまっせというスタイルです。米の味わいは日本人の琴線に触れるのだ。
TiTi サラダ。青菜のお浸しに生ハムを組み合わせ、ミモレットチーズをカツオ節のようにぶっかけるのが面白い。
泡しか見えませんが、中には海老のエキスを活かしたフランが詰まっています。こちらにもお米が組み込まれており、リゾット風に楽しむことができます。
牛ハツと牡蠣のコンフィ。牛肉と牡蠣を一緒に食べるのは、やはり人生で初めてですが、これが中々、いや、かなりイケます。マリネしたキノコにたっぷりのカラスミも心地よく、日本酒が欲しくなる味覚です。
以上を食べ、グラスワインを3杯飲んでお会計は1万円弱。食事の内容を考えればリーズナブルであり、創作的な料理でありつつも、しっかりと美味しいのがいいですね。もう少し胃袋に余裕があれば「和牛の牛すじ（赤ワイン煮）チャーハン」や「きみちゃんの特製カレー」も試したかったのですが、それは次回のお楽しみということで。
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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- マッシュルーム（MUSHROOM） ←3皿取ってデザートやお茶までついて3,500円ってむっちゃ安くない？
- アリゴトゥール（Aligoteur Que du bonheur） ←美味しいを突き詰める旨いもの屋。
- 筑紫樓（つくしろう） ←ランチタイムは社会貢献活動かもしれませんが、それにしてもお得である。
- 鍈輝（えいき） ←コロナ・テイクアウトグルメグランプリ優勝店。
- クンビラ（KHUMBILA） ←スパイスのオーケストラともいうべき複雑な味わいが五感に押し寄せる。
- ブラチェリア デリツィオーゾ イタリア（BRACERIA DELIZIOSO ITALIA） ←ランチの信じがたい費用対効果。
- CarneSio east（カルネジーオ イースト） ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- チャイニーズダイニング方哉（まさや） ←ランチの千円担々麺が絶品。
- 晩酌屋おじんじょ ←恵比寿で居酒屋ならコチラ。
- 蕎麦懐石 義（ぎ） ←飲み物付きランチコース4千円がほんとうにすばらしい。
- えびすの安兵衛 ←超行列店。高知名物「屋台餃子」を恵比寿の地で！
