ニュージーランド航空ラウンジ(Air New Zealand International Lounges)/シドニーキングスフォードスミス国際空港

シドニーからクライストチャーチへ向かう際にはニュージーランド航空を利用します。国際線ターミナルの58番ゲート近くのエスカレーターを上に昇ってすぐ。お隣にシンガポール航空のラウンジがありましたが、2024年夏の時点では改装中で、シンガポール航空の利用者もニュージーランド航空のラウンジを使用するよう案内がありました。
白を基調とした清潔なラウンジで、広さは中程度といったところでしょうか。ガッツリPC作業できるテーブル席が少な目、かつ、電源周りの故障が多く、なかなか充電できず難儀しました。
食事のラインナップは中々のもので、サラダだけで4種類に野菜スティックも3フレーバーと、野菜にかける情熱が感じられます。チーズも豊富でラム肉の煮込みなども置かれており、日系のビジネスクラスラウンジとは一線を画すレベルの高さです。
お酒も豊富で、ワインを中心にニュージーランド産のものが殆どなのが旅行者にとっては嬉しい。ちなみにバーカウンターでお願いすればお好みのカクテルをおつくり頂けます。タップのビールもバーカウンターへどうぞ。
サラダを4種盛りで。写真からはわかりづらいですが、アーティチョークにカリフラワー、ビーツにニンジンのサラダを全て頂きました。アーティチョークを食べる機会は意外に少ないので、この日、最もアーティチョークを食べた日本人は私かもしれません。
ラムのスパイシーな煮込みに香り高いお米、野菜の煮込み。オープンキッチンではライブでハンバーガーなども焼き始めています。日系のラウンジは唐揚げやら焼きそばやら屋台みたいな料理ばかりなので、もうちょっと頑張って欲しいところです。
子供たちが遊ぶための空間もあり、もちろんシャワールームがあったりと、ビジネスクラスラウンジとしてはトップクラスに居心地の良い空間でした。

コロナ後のJALはサービスの劣化が甚だしく、何度か真剣に苦情を申し立てたにも関わらず改善の兆しは見られなかったので、2024年からはANAを中心にスターアライアンス系にフライトを集約していこうと考えています。今後ともどうぞよろしくお願いします。
追記。別日の午前中に利用する機会があり、サラダをたっぷり食べるぞうと意気込んでいたのですが、朝食メニューにはヨーグルトとオートミールとパンとフルーツと卵ぐらいしか置いていませんでした。これはぴえんこえてぱおんである。
仕方が無いのでラウンジを出て下のフロアにある「Peroni Bar」でサンドイッチをゲット。プライオリティ・パスの会員は36ドルのクレジットが付与されるライフハックです。ククク。ラウンジのバーでカクテルを作ってもらい、先のクロワッサンサンドと共に頂きます。
ネット上の口コミを確認すると、なるほど朝~昼にかけての料理は種類が限られているようで、皆、不平不満を抱えている模様。一方で、バーでの生ビールとコーヒー類、企画モノのカクテルの評判は上々で、このあたりの満足度は国籍問わず似ているものなのかもしれません。朝と夜とで印象が大きく異なるラウンジでした。

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