恵比寿駅からガーデンプレイス方面へ動く歩道を進み、出てすぐ右のアメリカ橋を渡ったところにある「センロギワ.」。やきとんとナチュールワインをメインコンテンツに据え、DJによる音楽のセレクトも楽しむことができるという面白いコンセプトのネオ居酒屋。たまたまハッピーアワー開催中の看板を見かけたので飛び込んでみました。
店内も一風変わっていて、ざっかけない焼鳥屋風の内装ながらDJブースや大型のモニタがキラリと光る線路際。テラス席というか縁側というか、チルい雰囲気も見逃せない空間です(写真は食べログ公式ページより)。ちなみに店主はもともとDJだったそうで、コロナ禍で活動できなくなった際に調理技術の習得に勤しみ、2022年3月に当店を開業させました。災い転じて福となす。
ハッピーアワーは期待以上にハッピーで、一般的な飲み物の殆どが半額なことに加え、やきとん類についても気前よく半額です。しかしながらサーバーのメンテナンスが良くなかったのか、私の体の調子が悪かったのか、メニューにある「香るエール」とは異なるニュアンスの風味に感じました。
気を取り直して食事に入ります。こちらは酢モツミックス。薬味たっぷりモツたっぷりで景気の良いひと皿です。名物のレバテキ。程よくレアめに火が通っており、とろりとした口当たりが後を引く美味しさです。たっぷりのネギダレもピッタリの味わいで、本日一番の串でした。
こちらはホルモンユッケ。色んな部位が組み込まれており、濃いめのタレと卵黄を混ぜ込んで頂きます。カルビ。厚切りにすることでジューシーさを保っており、どこかサムギョプサルのような味わい。フレーバーはニンニク醤油を指定し、酒がグイグイ進みます。
ハツに
舌元。がちっとした歯触りで噛み応えがあります。味わいは中くらいですが、ハッピーアワーで1本100円かそこらということを考えれば悪くありません。
ヒレは中々のサイズ感ならびに味わいであり、トンカツの中身のような味がします。レバテキやカルビに続くヒット商品です。
ハラミにナンコツ(喉仏)。ナンコツのコリコリとした食感がスナックのようで楽しい。
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舌元。がちっとした歯触りで噛み応えがあります。味わいは中くらいですが、ハッピーアワーで1本100円かそこらということを考えれば悪くありません。
ヒレは中々のサイズ感ならびに味わいであり、トンカツの中身のような味がします。レバテキやカルビに続くヒット商品です。
ハラミにナンコツ(喉仏)。ナンコツのコリコリとした食感がスナックのようで楽しい。
以上を食べ、軽く飲んでお会計は2千円と少し。なるほどこれはハッピーな価格設定であり、心からアワーです。通常の営業時間帯であっても飲み放題を付けて5千円程度にまとめてくれるそうで、面白いコンセプトも含めなかなか使えるお店かもしれません。〆のラーメンやカレーが気になる。
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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- マッシュルーム(MUSHROOM) ←3皿取ってデザートやお茶までついて3,500円ってむっちゃ安くない?
- アリゴトゥール(Aligoteur Que du bonheur) ←美味しいを突き詰める旨いもの屋。
- 筑紫樓(つくしろう) ←ランチタイムは社会貢献活動かもしれませんが、それにしてもお得である。
- 鍈輝(えいき) ←コロナ・テイクアウトグルメグランプリ優勝店。
- クンビラ(KHUMBILA) ←スパイスのオーケストラともいうべき複雑な味わいが五感に押し寄せる。
- ブラチェリア デリツィオーゾ イタリア(BRACERIA DELIZIOSO ITALIA) ←ランチの信じがたい費用対効果。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト) ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- チャイニーズダイニング方哉(まさや) ←ランチの千円担々麺が絶品。
- 晩酌屋おじんじょ ←恵比寿で居酒屋ならコチラ。
- 蕎麦懐石 義(ぎ) ←飲み物付きランチコース4千円がほんとうにすばらしい。
- えびすの安兵衛 ←超行列店。高知名物「屋台餃子」を恵比寿の地で!