私の推しのワイン系飲み屋「TRUNK(トランク)」「IRON HOUSE(アイロン ハウス)」の姉妹店「OTG(オーティージー)」がオープン。前2店とは目黒駅を挟んで逆サイドにあり、「焼肉 稲田」のすぐ近くです。
店内はカウンター席が7-8席にテーブルが数卓で、トータルでは20席強といったところでしょうか。15時オープンという面白い試みであり、しっかりとした食事はもちろんカフェ代わりや0次会にも活用できそうです。姉妹店と同様に酒は高くなく、クラフトビールが千円ほどで、グラスワインは千円を切るものがいくつもあります。ボトルの価格も親しみやすいものばかりで、仲間とワイワイやりにくるに最適。定番のお通し、ひと口スープ。チャージ料としてひとり500円を要するのですが、こういった工夫やきちんとしたパンが付くので納得感があります。
夏野菜のラタトウィユ。美味しいのですが量はそれほど多くなく、野菜料理はTRUNK級のボリュームだと勝手に期待していただけに、ほろ苦い孤独を味わいました。 シャルキュトリー盛り合わせは1,280円。ラタトウィユからは一転、価格からは考えられないほどのボリューム感であり、デパ地下の高級総菜よりも安くて旨い。とりわけブーダンノワールのサイズが圧巻。このひと皿とワイン1杯で2千円程度で済むだなんて、目黒は良い街だ。
宮崎県産森林鶏骨付きモモ肉の炭火焼き。めっちゃ漢字が多く、パワポに貼り付けたら中国語認識されてしまいそうな料理ですが、その主張に負けないボリューム感。皮目ば炭火でバリっといっちゃっており、その香りが食欲を刺激します。ソースは酸味を感じさせるクリーム系のソースであり、炭火のパワーに応じた強さを誇ります。
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宮崎県産森林鶏骨付きモモ肉の炭火焼き。めっちゃ漢字が多く、パワポに貼り付けたら中国語認識されてしまいそうな料理ですが、その主張に負けないボリューム感。皮目ば炭火でバリっといっちゃっており、その香りが食欲を刺激します。ソースは酸味を感じさせるクリーム系のソースであり、炭火のパワーに応じた強さを誇ります。
以上を食べ、3杯飲んで8千円。都心の駅チカでこれだけ飲み食いしてこの支払金額はリーズナブル。前述の通り15時オープンなので、何かと使い勝手が良く、当店で待ち合わせて夜にまた戻ってくる、みたいな贅沢使いも楽しそう。魚介類のメニューも豊富なので、次回はそちらを炭火焼きにしてもらおうかしら。
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目黒は焼鳥やトンカツ、カレーにラーメンと生活に密着した飲食店が多く、そのいずれのレベルも高い。地味ですが豊かな食生活が約束されている街です。
- サエキ飯店 ←食堂系中華の最高峰。
- レストランユニック(restaurant unique) ←ジビエが自慢。
- クロデグルメ(Clos Des Gourmets) ←1万円でお釣りが来るミラクルなフランス料理店
- 立飲ビストロシン サンテ(SHIN Sante) ←普段使いの最高峰。
- 手づかみDining 東京ハンズ(Tokyo Hands) ←大好きだ愛してる。
- リナシメント(RINASCIMENTO) ←前菜の盛合せ。ぐわー!なんだこりゃ!
- 和創作 太(わそうさく た) ←これをお買い得と言わずして何と呼べば良いのでしょうか。
- 鳥しき ←焼鳥界のレジェンド。
- LAND(ランド) ←目黒のカレーはコチラでキマリ。
- 薬膳スープカレーシャナイア(Shania) ←でもスープカレーならこっち。
- 支那ソバ かづ屋 ←下手な中華料理屋に行くよりも余程上質。ワンタンメンはマスト。
- 鶏そば きび ←まるで上質な水炊き屋のような味わい。
- とんき ←80年の歴史は伊達じゃない。
- タイ料理 みもっと ←ここはガチでやばたにえん。
市や区など狭い範囲で深い情報を紹介する街ラブ本シリーズ。2015年の『目黒本』発売から約4年の年月を経て、最新版が登場!本誌は目黒に住んでいる人や働いている人に向けて、DEEPな目線で街を紹介するガイドブックです。