Ferg's Bar(ファーグズ バー)/クイーンズタウン(ニュージーランド)

ニュージーランドで一番のハンバーガーショップであり、もはやニュージーランドの観光地と化しつつある「Fergburger(ファーグバーガー)」。その通りにはバンズを提供するパン屋「Fergbaker」にアイスクリームショップの「Mrs Ferg Gelateria」、そして今回ご紹介する「Ferg's Bar(ファーグズ バー) 」が並び、いずれの系列店も大盛況です。
店内は木材を多用した山小屋風のつくりであり、カウンター席が10席ほどにテーブル席が数卓。バーといってもビールやカクテルも豊富で、モクテルなどの用意もできるそう。場所柄お子様連れのゲストが多く、みなバーテンダーのシェイクする姿に目線は釘付けです。
ホテルにワインがあったので、ここでは地元のクラフトビールを楽しむことにしました。いずれも1パイントで14ドルほどであり(1ドルは約90円)、東京のクラフトビアバーで飲むよりも幾分安い印象です。
「Cos Salad」は所謂シーザーサラダ的な位置づけでしょうか。レタスの中心部分を多用しており、アボカドやチーズなども組み込まれています。レタスのシャキシャキ感とアボカドのクリーミーさが組み合わさり、素直に美味しいサラダです。
「Ferg Fried Chicken」という、店名を冠したフライドチキン。いわゆるフライドチキンとは少し違って、鶏皮をカリカリに揚げたものが軸に据えられています。ソースにはチポトレという唐辛子の一種とニンニクをきかせており、とにかくビールと良く合います。
「Lamb Madras Roti」はラムの肩肉が用いられており、じっくりと柔らかく煮込まれている模様。マドラスカレーのようなスパイシーな味わいが感じられ、様々な香味野菜も食欲を掻き立てます。「Roti(ロティ)」っていうのは下に敷かれた薄いパンみたいなものなのかな。
以上を食べ、軽く飲んでお会計はひとりあたり5千円ほど。ウィンターリゾートのド観光地の主役級のバーで飲み食いしてこの支払い金額は実にお値打ち。「Fergburger(ファーグバーガー)」を筆頭に、このグループの系列店であれば何もかも間違いは無さそうです。バーといっても朝7時から影響しており、朝食メニューも用意しているので、素泊まりの方は朝食に利用するのも良いでしょう。

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