アトレ恵比寿の6階レストランフロアに入居する「インド料理 ムンバイダイニング(Mumbai Dining)」。関東一円に十数店舗を展開するムンバイグループのダイニングです。
ランチのピークタイム少し前にお邪魔したので空いていました。女性客比率が非常に高く、実に賑やかな空間です。ちなみにランチセットに付随するナンやライスは食べ放題とのこと。私は「チキンビリヤニセット」を注文。1,600円です。チキンビリヤニにお好きなカレーを1種選び、ライタとサラダが付随します。カレーはバターチキン、レモンプロン、なすキーマ、ブラックペッパーチキン、マトンビンダル、ダルパラク、ほうれん草パニールからのチョイスでした。
サラダは思いのほか小さく、ランチに付随するサラダとしては世界最小クラスでしょう。上手く盛りつけたなと褒めて差し上げたいレベルです。ライタ。ヨーグルトベースのサラダのようなものとされていますが、当店のそれはヨーグルト量が多く、四捨五入するとヨーグルトです。
選べるカレーはマトンビンダルをチョイス。見るからに辛そうな外観ですが、実際辛く、身体中の毛穴という毛穴から汗が噴き出てきます。それでもどこか酸味を感じさせる風味もあり、濃厚で重層的な味わいです。
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選べるカレーはマトンビンダルをチョイス。見るからに辛そうな外観ですが、実際辛く、身体中の毛穴という毛穴から汗が噴き出てきます。それでもどこか酸味を感じさせる風味もあり、濃厚で重層的な味わいです。
主題のチキンビリヤニ。インド産の香り高い長粒米、バスマティライスを用いており米そのものの味わいが豊か。チキンの量もたっぷりで、鶏肉だけで100グラム以上はありそうです。
300円の追加料金でシークカバブもお願いしました。挽肉の串焼き料理であり、お肉は羊かなあ。何肉かわからなくなるほど多種多様なスパイスが練り込まれており、実に食欲をそそります。
以上を食べ、1,900円。駅ビルの小綺麗なレストランのランチとしては妥当な価格設定でしょう。「ムンバイ アフタヌーンティーセット」という試みもあり、インドのお菓子とスナック、おかわり自由のチャイが付いて2,200円とコチラも面白そう。アラカルトメニューも豊富で、夜に飲みに来るのも楽しいかもしれません。
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カレーって美味しいですよね。インドカレーも日本カレーも大好き。ただしそれほど詳しいジャンルではなく、スパイスマニアには逆立ちしても勝てないので、意外性のあるオススメカレーをご紹介。
- ラ・ファソン古賀/代々木上原 ←予約必須。欧風カレーの最高峰。
- BRICK(ブリック)/恵比寿 ←カレーという名を借りたレベルの高い牛肉料理。
- コチンニヴァース/西新宿五丁目 ←「なぜここに?」と住宅街に突如現れる本格派。
- SPICY CURRY 魯珈(ろか)/大久保 ←朝の7時から並ぶ必要のあるカレー。
- ゼロワンカレーA.o.D(ZERO ONE CURRY)/三田 ←必ず満足することができる。
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- 薬膳スープカレーシャナイア(Shania)/目黒 ←これ以上の住宅街は無いというほどの住宅街にある名店。
- 東洋軒/赤坂見附 ←和牛の脂のコクが凝縮され、果物の甘味で包み込み、スパイスでキリリと〆るブラックカレー。
- ホンカトリー CURRY & SPICE/御茶ノ水 ←カレーという枠組みを超えた唯一無二の料理。
- カレー&オリエンタルバル 桃の実/水道橋 ←マトンカレーが実に奥行きのある味わい。
- デリー(DELHI)/上野 ←総本山。セットメニューが異常にお得。
- スープカレー屋 鴻(オードリー)/神保町 ←豚骨の旨味がクセになるカレー。
- エチオピア/神保町 ←ルーが絶品。豆サラダと野菜が上々。
- 印度料理シタール/検見川 ←千葉の僻地で大行列の超有名カレー屋。
カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!