麺料理かなえ/京都市役所前

女将がバリ可愛いことで有名な「肉料理かなえ」が、人気メニューの和えそばだけを独立させて「麺料理かなえ」を2024年春にオープン。場所は京都市役所前駅から歩いてすぐ、御池通から木屋町通を下がったところの雑居ビル1階に位置します。
オープンしたばかりに加え値の張るランチでもあるためか、ガラガラに空いています。スタッフは皆さんとても感じ良く、これは「肉料理かなえ」においても間違いないだろうと、お邪魔したくなる気持ちが高まりました。
麺料理は「自家製ラー油の牛タン和えそば」のみで1,200円。サイドメニューは「牛タン丼」が550円で、その他はゴハンや卵だけとシンプルなメニュー構成です。
主役の「自家製ラー油の牛タン和えそば」は「肉料理かなえ」におけるコース内で提供されるもので、それをボリュームアップしての提供のようです。具材はダイスカットされた牛タンにもやし、チンゲンサイ、キクラゲといったところでしょうか。
自家製ラー油とゴマダレを混ぜ込んでから頂きます。第一印象は「甘い」であり、意外なアタックです。麺は太くガシガシと食べ応えあり。甘味が継続し食べ飽きる方は、卓上の赤酢や黒酢、花椒などで味変すると良いでしょう。
「牛タン丼」は味は悪くないのですが見た目が貧相なのが勿体ない。「麺屋 優光(めんや ゆうこう)」であればプラス250円でビジュ優勝のチャーシュー丼を味玉付きで楽しめることを考えると、色々と思うところがありました。
〆に冷たい豆乳スープを丼に注ぐのですが、この小さいピノみたいなのは何だろう。キンキンに冷えているため味わいを判定するには至らず、意図がよくつかめませんでした。以上を食べて合計1,750円。文句なしに美味しいのですが文句なしに高価であり、それほど量も多くないので拍子抜けした気分です。
とは言えあのクオリティの麺料理が焼肉中に出てくると胃袋を掴まれることは間違いなしであり、スタッフの感じの良さを含めて「肉料理かなえ」へのゲートウェイドラッグとしての役割は充分に果たしています。次回は本丸にお邪魔してみよう。

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