渋谷駅から歩いて10分強、松濤の住宅街の入り口に佇む「アロッサ(Grill & WineBar Arossa)」。オーストラリア食材とオーストラリアワインの専門店です。開業は2000年と、意外に歴史は古い。
1階が厨房とカウンター席で、2階がメインのダイニング。照明を落としつつアボリジニのアート作品が飾られており独特の雰囲気。ちなみに1階席は普段は使用しておらず2階が主戦場とのことです。
アルコールにつき、なるほどオーストラリアワインの品揃えが良くビールまでオーストラリア産のものが用意されています。グラスワインは千円を切るポジションから始まり良心的。やっぱ飲み会はこうでなくっちゃね。
まずはオーストラリア産の生ガキ。どっしりとコクがあるタイプで、シェリービネガーの酸味と良く合います。理想的な開幕である。
こちらは「レザーウッドハニー」というオーストラリアの大変希少なハチミツを用いた何かですが、ハニーはさておき生地そのものがパっとしませんでした。そういえばパンもイマイチだったので、当店はそっち系がアレなのかもしれません。
まずはオーストラリア産の生ガキ。どっしりとコクがあるタイプで、シェリービネガーの酸味と良く合います。理想的な開幕である。
こちらは「レザーウッドハニー」というオーストラリアの大変希少なハチミツを用いた何かですが、ハニーはさておき生地そのものがパっとしませんでした。そういえばパンもイマイチだったので、当店はそっち系がアレなのかもしれません。
ブッラータと柑橘系の何だっけな。これは料理というよりも素材であり、安定した味わいです。
真鯛のポワレと野菜のトマト煮。こちらはシンプルな調理であり定番の味わいです。
メインのデザートはチョコレートムースとラズベリーのジェラート。濃厚オブ濃厚と赤い酸味の対比が心地よい。そういえば一時期カカオが暴騰しておりショコラ業界がザワついていましたが、その後どうなったのでしょうか。
紅茶で〆てごちそうさまでした。以上を食べ、そこそこ飲んでお会計はひとりあたり1.2万円ほど。酒が安く、あのクオリティのラムを食べてこの支払金額はリーズナブルでしょう。
お野菜のパフェ仕立て。たっぷりの野菜にコンソメのジュレとニンジンのムースが重なっており、見た目も含めてかわちい美味しさです。
おや、パスタだ。そういえばオーストラリアって食材としては有名なものが多いですが、料理として有名なものって聞かないですね。ちなみにこのタリオリーニはグニグニとした食感がバリ旨く、カツオと空豆、チーズの風味が絶妙に組み合わさり、驚くほど完成度が高かった。真鯛のポワレと野菜のトマト煮。こちらはシンプルな調理であり定番の味わいです。
メインはオーストラリア産のラム。じっくりとローストしてあり、ゴマカシのきかない美味しさです。脂まで甘くミルキーなのはラムならでは。ちなみにラムのほか牛肉はもちろんのこと、カンガルー肉までオンリストされていました。
肉料理の後にはヨーグルトのソルベでザザっと口腔内を洗います。程よい酸味が味覚をリセットしてくれました。メインのデザートはチョコレートムースとラズベリーのジェラート。濃厚オブ濃厚と赤い酸味の対比が心地よい。そういえば一時期カカオが暴騰しておりショコラ業界がザワついていましたが、その後どうなったのでしょうか。
紅茶で〆てごちそうさまでした。以上を食べ、そこそこ飲んでお会計はひとりあたり1.2万円ほど。酒が安く、あのクオリティのラムを食べてこの支払金額はリーズナブルでしょう。
「今夜はオーストラリア料理だ!ところでオーストラリア料理って何?」のテンションでお邪魔しましたが、終わってみたらフランス料理っぽいニュアンスもありつつパスタも出たりと自由なお店。渋谷駅からも遠く落ち着いた雰囲気なので、落ち着いたデートにピッタリ。次回はアラカルトメニューで注文しようと思います。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。