古くはミナミの台所であり、現在はすっかり観光地化されボッタクリの聖地として名を馳せた黒門市場。それでも変わらず堅実な商売を続けている店は多く、1897年創業の「末廣軒(すえひろけん)」はその代表格と言えるでしょう。
こげ茶色を主体としてシックな雰囲気の店内。1階はボックスシートが3卓に、2階は宴会も可能なスペースが用意されているようです。たまたま空いているタイミングでお邪魔できたため、店主親子(?)がにこやかに出迎えてくれ心和みます、
味につき、非常に酸味が強く、ちょっと変わったタイプです。細切りの玉ねぎが山ほど入っており、ブラインドで食べればハヤシライスだと気づかないかもしれません。
まずは野菜を摂ろうと深く考えずに「特においしいサラダ」を注文すると、「クリスプ サラダ ワークス(CRISP SALAD WORKS)」も真っ青の爆盛りサイズでやってきました。いわゆるコールスロー的なスタイルなのですが、メニューによると「スモークサーモン・コールドビーフ・ハム・セロリ・レモン・チーズ入り」であり、実に色んな味がします。なるほど料理名に恥じない美味しさです。
こちらは「ハイシライス」。いわゆるハヤシライスですが、関西ではたまにそう呼称するお店があります。由来は知らない。味につき、非常に酸味が強く、ちょっと変わったタイプです。細切りの玉ねぎが山ほど入っており、ブラインドで食べればハヤシライスだと気づかないかもしれません。
「特においしいサラダ」が1,100円に「ハイシライス」が1,000円と悪くない価格設定です。ちなみに当店の目玉は「ビフテキ」で、この日は昼に山ほど牛肉を食べて来たのでパスしましたが、次回はそちらに挑戦したいと思います。200グラム7千円しびれるぜえ。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。