広尾の商店街に入ってすぐの雑居ビル地階「マサラ キッチン(Masala Kitchen)」。インド・ネパールが合作となるレストランは頻繁に見かけますが、当店はタイ・インド料理のコラボ店です。
エレベータで地下一階に降りてすぐにお店が広がります。外国人ゲストが多く、従業員と握手する中の常連も見かけ心なごみます。ただ、私がお邪魔した際はタイ人風のスタッフは見かけませんでした。
ランチセットにはサラダが付きます。質はまあ、ランチセットのオマケといった程度ですが、このオレンジ色の謎ドレッシングがクセになる味覚です。ライス、ではなくチャーハンも付きます。といってもその場で炒めて作るのではなく炊飯器からよそっていたので、忙しいランチタイムに備えて作り置きしているのかもしれません。
私は「トムヤムヌードル」を注文。千円です。タイにおける正式名称は存じ上げませんが、タイ料理風に甘酸っぱ辛いスープが印象的です。
麺はセンレックでしょうか。タイにおける米粉の麺でありモチモチとした食感が特長的。量はとんでもなく多く、一般的なラーメン屋の大盛よりも多いかもしれません。
デザートはタピオカミルクにココナッツ。こちらもサラダと同様オマケという位置づけでしょう。
以上のセットが千円。立地を考えれば妥当かもしれませんが、肝心の麺料理の味が単調で正直飽きが来ました。店内はインド人勢力が強くゲストの殆どがカレーを注文していたので、カレーを選択すべきだったかもしれません。人生は決断の連続だ。
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広尾は初デートに良い街です。謎にハイセンスな雰囲気と下町的な親しみやすさが同居する。飲食店も都内トップクラスの名店が比較的リーズナブルな価格設定に落ち着いています。
- TAIAN TOKYO(タイアン トウキョウ) ←この迫力はやはりフランス料理でないと到達できない。
- ア・ニュ Shohei Shimono ←フレンチをベースとした旨いもの屋。
- Alternative (オルタナティヴ) ←おもろくておいしい料理。
- レストラン アラジン ←記憶がハッキリと残る料理。
- レストランひらまつ ←何度も何度も訪れているのに美味しい。
- マルゴット エ バッチャーレ(Margotto e Baciare) ←あれだけのトリュフ料理とキャビアを食べてこの価格というのはリーズナブル。
- おでこ(au deco) ←フランス料理を食べ込んだ仲間たちでどうぞ。
- コントワール ミサゴ(Comptoir Missago) ←とにかく融通のきく旨いもの屋。
- ヨシダ ハウス(YOSHIDA HOUSE) ←日常に寄り添う究極の普通。
- ポンテ デル ピアット (PONTE DEL PIATTO) ←抜群に旨くてそんなに高くない。
- リストランテ ペガソ(PEGASO) ←接待や綺麗なデートにうってつけ。
- ラ トラットリアッチャ(La Trattoriaccia) ←令和のビスボッチャ。