1999年に恵比寿で旗揚げし、2007年に広尾に移転して来た「サルシータ(SALSITA)」。いわゆるテックスメックスではない本格派のメキシコ料理店であり、「孤独のグルメ」で消化されたこともあります。
店内はカウンター席が10ほどにテーブル席が20くらいでしょうか。落ち着いた木目主体ながらどことなく明るい印象があり、異国情緒の溢れています。ちなみに私は何度かメキシコを訪れたことがあるのですが、彼の地の料理をしっかりと食べたわけではないので、あまり多くは語ることができません。ご承知おき下さい。
ランチセットではサラダかスープを選択することができ、私はサラダを注文。中々しっかりとしたボリューム感であり、1,100円のランチについてくるサラダとしては良心的です。メインの「チキンブリート」。右手前の筒状のものがそれなのですが、他にもペースト状の豆やアボカド、ライスなども付随します。なるほどライスがブリトー内部に合わせて包まれるとは限らないのか。
フラワートルティーヤの中にはトマト調に味付けされた鶏肉やピーマン、玉ねぎなどなど。見た目の反して全く辛くなく、トルティーヤ含めて優しい味わいです。
食後のお茶も付いて1,100円。広尾と立地を考えれば非常に良心的な価格設定。恵比寿にある鮨屋気取りで何万円も請求するタコス屋とは比べ物にならない食後感の良さです。
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お得なランチメニューは他にも選択肢があり、これは何度かお邪魔したいなと思わせる魅力を感じました。また、夜にグループで訪れ、タコスをツマミにテキーラでナイスゴーするのも楽しいかもしれません。次回はディナータイムにお邪魔したいと思います。
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広尾は初デートに良い街です。謎にハイセンスな雰囲気と下町的な親しみやすさが同居する。飲食店も都内トップクラスの名店が比較的リーズナブルな価格設定に落ち着いています。
- TAIAN TOKYO(タイアン トウキョウ) ←この迫力はやはりフランス料理でないと到達できない。
- ア・ニュ Shohei Shimono ←フレンチをベースとした旨いもの屋。
- Alternative (オルタナティヴ) ←おもろくておいしい料理。
- レストラン アラジン ←記憶がハッキリと残る料理。
- レストランひらまつ ←何度も何度も訪れているのに美味しい。
- マルゴット エ バッチャーレ(Margotto e Baciare) ←あれだけのトリュフ料理とキャビアを食べてこの価格というのはリーズナブル。
- おでこ(au deco) ←フランス料理を食べ込んだ仲間たちでどうぞ。
- コントワール ミサゴ(Comptoir Missago) ←とにかく融通のきく旨いもの屋。
- ヨシダ ハウス(YOSHIDA HOUSE) ←日常に寄り添う究極の普通。
- ポンテ デル ピアット (PONTE DEL PIATTO) ←抜群に旨くてそんなに高くない。
- リストランテ ペガソ(PEGASO) ←接待や綺麗なデートにうってつけ。
- ラ トラットリアッチャ(La Trattoriaccia) ←令和のビスボッチャ。