金沢のソウルフードとして名高い「お多福（おたふく）」のうどん。金沢駅ナカのレストラン街に入居していたのですが、駅から歩いて10分ほどの場所に移転オープンしました。中橋のバス停のすぐそばです。駐車場もあります。
主題のうどん。当店の出自は加賀だそうです。私は加賀うどんについての知識は無いに等しいのですが、つるつるとした滑らかな舌触りが特長的で、思いのほかコシがあります。お出汁もしっかりとしたボディがあり素直に美味しい。
陰の主役たる「金沢カレー」。濃厚でドロッとした黒いルーが印象的。カツは沖縄のそれのように薄く、サクサクとスナックのように食べ進めることができます。
以上を食べて1,155円。石川の名物料理をダブルで食べてこの支払金額はリーズナブル。何より炭水化物祭りで満腹になること間違いなし。天ぷらなど揚げ物も美味しそうなので、次回は違う組み合わせを試してみよう。
ツイート
関連記事
北陸新幹線開通前は秘境的な小京都として魅力があった金沢。開通後は客層が荒れだし、土日連休は東京のガチャガチャした人ばかりです。それは飲食店においても同様で、金曜日の夜から日曜日にかけての鮨屋など港区のちょづいた店と雰囲気は似てきています。きちんと食事を楽しみたい方は、連休を外して訪れましょう。
- 一本杉 川嶋（いっぽんすぎ かわしま）／七尾 ←能登半島にゴールデンルーキー現る
- レ・トネル（Les Tonnelles）／金沢 ←世界一炎上に耐性のないお店。
- ベルナール（BERNARD）／金沢 ←デジタルNG。大切な方と素敵な時間を過ごすためにどうぞ。
- ロスタル（L’OSTAL）／金沢 ←2度目3度目の金沢であれば是非当店でフランス料理を。
- Installation Table ENSO L'asymetrie du calme（インスタレーションテーブル エンソ ラシンメトリー ドゥ カルム）／金沢 ←ただ単にお値打ちというだけでなく、料理のひとつひとつが大変凝っており、しっかりと美味しいのが素晴らしい。
- A_RESTAURANT（ア レストラン）／金沢 ←イノベーティブ・フュージョン系では頭ひとつ抜けている。
- 味処 大工町 よし村／金沢 ←どこかの石油王の予約と取り違えているのではないかと心配したレベルの満足度。
- 銭屋（ぜにや）／金沢 ←金沢でしっかりとした日本料理を食べたいのであれば、いの一番に検討すべきお店。
- 鮨処あいじ／金沢 ←ガタッ！と、思わず立ち上がりたくなるような価格設定。
- 乙女寿司（おとめずし）／金沢 ←我が心の北陸ナンバーワン鮨屋。
- 壽司 なを㐂（すし なおき）／金沢 「金沢で良い鮨屋ない？」と東京の人間に聞かれれば、いの一番に推したい鮨屋。
- 蕎味 櫂（キョウミ カイ）／金沢 ←〆の食事に蕎麦が出る王道の日本料理店。
- ヴィラ・デラ・パーチェ（VILLA DELLA PACE）／七尾 ←気が遠くなるほどの費用対効果の良さ。
- ラトリエ・ドゥ・ノト （L'Atelier de NOTO）／輪島 ←まさに「能登の食材を紹介する媒体」。