金沢のビール醸造所「オリエンタルブルーイング(Oriental Brewing )」が手掛けるレストラン「ビストロ オリエンタル(Bistro Oriental)」。金沢駅直結の駅ビル「クロスゲート金沢」のレストランフロアにありアクセス至便。
ランチタイムにお邪魔し、ランチセットのドリンクをプラス550円でビールに変更することができるとのことで、望むところです。が、思いのほか量が少なく、正規料金で990円ということを考えると、ちょっとアレだなあというお気持ちです。
私は上階のハイアットに宿泊しており、ロビーにあったチラシを持っていったら本日のツマミ的なものをサービスしてくれました。先のビールと合わせて550円だと無理くり納得するようにする。
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メインは能登豚ロースとをチョイス。長時間しっとりと火入れした所謂ローストポークであり、程よくジューシーで上々の仕上がりです。が、金沢のランチで1,650円というのは強気の価格設定と言えるでしょう。
ライスは一般的な定食屋のそれです。器がちょっと食べづらくって、ここは普通の茶碗で良いと思う。以上を食べ、ビールを1杯つけて2,200円。ハイアットのチラシがあったから一命をとりとめたものの、バニラで訪れたら色々と考えるところがあったかもしれません。写真を撮るためだけのパフェ屋と似たような商業主義を感じたランチでした。
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北陸新幹線開通前は秘境的な小京都として魅力があった金沢。開通後は客層が荒れだし、土日連休は東京のガチャガチャした人ばかりです。それは飲食店においても同様で、金曜日の夜から日曜日にかけての鮨屋など港区のちょづいた店と雰囲気は似てきています。きちんと食事を楽しみたい方は、連休を外して訪れましょう。
- 一本杉 川嶋(いっぽんすぎ かわしま)/七尾 ←能登半島にゴールデンルーキー現る
- レ・トネル(Les Tonnelles)/金沢 ←世界一炎上に耐性のないお店。
- ベルナール(BERNARD)/金沢 ←デジタルNG。大切な方と素敵な時間を過ごすためにどうぞ。
- ロスタル(L’OSTAL)/金沢 ←2度目3度目の金沢であれば是非当店でフランス料理を。
- Installation Table ENSO L'asymetrie du calme(インスタレーションテーブル エンソ ラシンメトリー ドゥ カルム)/金沢 ←ただ単にお値打ちというだけでなく、料理のひとつひとつが大変凝っており、しっかりと美味しいのが素晴らしい。
- A_RESTAURANT(ア レストラン)/金沢 ←イノベーティブ・フュージョン系では頭ひとつ抜けている。
- 味処 大工町 よし村/金沢 ←どこかの石油王の予約と取り違えているのではないかと心配したレベルの満足度。
- 銭屋(ぜにや)/金沢 ←金沢でしっかりとした日本料理を食べたいのであれば、いの一番に検討すべきお店。
- 鮨処あいじ/金沢 ←ガタッ!と、思わず立ち上がりたくなるような価格設定。
- 乙女寿司(おとめずし)/金沢 ←我が心の北陸ナンバーワン鮨屋。
- 壽司 なを㐂(すし なおき)/金沢 「金沢で良い鮨屋ない?」と東京の人間に聞かれれば、いの一番に推したい鮨屋。
- 蕎味 櫂(キョウミ カイ)/金沢 ←〆の食事に蕎麦が出る王道の日本料理店。
- ヴィラ・デラ・パーチェ(VILLA DELLA PACE)/七尾 ←気が遠くなるほどの費用対効果の良さ。