2022年ぶりの「ハイアットハウス 金沢(Hyatt House Kanazawa)」。金沢で長期滞在する際は当館へ、数泊の場合はお隣の「ハイアット セントリック 金沢(Hyatt Centric Kanazawa)」へと上手く使い分けています。
コロナタイムのアクリルボードなどがキレイサッパリ取り払われており、ようやく本来の姿を見た気がしました。セントリックのほうが格は上のはずなのですが、インバウンド勢は広くてキッチンなどが付いているハウスを好むのか、当館のほうが宿泊料金が高いという不思議な現象が続いています。
今回はひとりでの滞在だったので、一番ミニサイズのお部屋である「デン キング」に予約を入れました。それでも28平米と、日系ビジホに比べると格段の快適性を誇ります。
特大のベッドのほか、何ならソファまで用意されています。部屋の至る所に電源類が装備されており、大型ディスプレイへのHDMI接続やキャストも快調。作業テーブルもしっかりとしたつくりであり、このあたりの快適性は日本におけるハイアット随一といったところでしょう。
クローゼットは今どきの剥き出し系。これ、好きなんですよね。圧迫感が無く隣室の扉がバタンバタンする音も生じることがありません。今まではキッチン付きの部屋に泊まっていましたが、今回は独りでの滞在なのでキッチン設備が無くても特に困ることはありませんでした。コーヒーがネスプレッソでなくドリップ式なのがちょっと面倒。
ウェットエリアに参ります。必要にして充分といった設備であり、何より清潔です。バスルームも広く、バスタブまで用意されています。
トイレは独立型であり、もう、こうなってくるとホテルというよりも家に近い存在。丁寧に維持管理されているモデルルームに住み続けている印象です。
朝食はロビー階の「Hレストラン」へ。やはり部屋数の割に広々としており、大規模ホテルのように行列することはまずありません。ちなみに日中はカフェ利用も兼ねてワークスペース的にビジターへと開放しています。
朝食のラインナップは必要最低限といったところ。それでも日本の一般的なビジホに比べると品質は良く、結局どこに泊まっても食べるのは野菜と卵とソーセージな身としては必要にして十分に感じました。相変わらず素敵なホテルでした。この居心地の良さはホテルというよりも家に近く、なるほど「ハイアットハウス」というネーミングにも膝を打つ思いです。「ハイアット プレイス 京都 (Hyatt Place Kyoto)」と同様に、機能的で長期滞在したくなるホテルです。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。