店名にある「Kopitiam(コピティアム)」とはマレーシアやシンガポールなどで見られる、カジュアルなレストランのこと。Kopi=コーヒー、tiam=店であり、伝統的にはコーヒーを主軸とした朝食レストランなのですが、日本のデニーズにデニーが居ないのと同様に、今やなんでもアリな飲食店です。
ビールを飲みたい気分でしたが当然にアルコールは置いておらず(マレーシアでは酒を飲む店と食事を摂る店が明確に分けられていることが多い)、果物系のジュースでお茶を濁します。先ほど「コーヒーが主軸」と記しましたが、こちらのコーヒーは砂糖や練乳ひいてはミロまでぶちこまれていることが多々あるので気を付けましょう。
豆腐を揚げた何か。日本で言うところの厚揚げであり、甘酸っぱいタレと薬味(?)と共に頂きます。こういった味付けは東南アジアならではでしょう。
こちらは「クイティアオ(kuai tiao)」。タイ料理の一種ですがチャイニーズに風味も感じられ、ミクスチャー・クロスオーバーな料理です。レッドホットチリペッパーズが効いており中々の辛さ。麺が旨く弾力があり、きしめんよりも私は好き。
ラクサ。マレーシアを代表する麺料理であり、日本のラーメンのようにバリエーションが豊かです。当店のそれはカレー風味が強くクリーミーな口当たり。それでも辛味は暴力的であり、辛味に強い連れも完飲は断念していました。以上を2人でシェアし、ジュースも飲んでお会計はひとりあたり1,500円ほど。キレイなショッピングモールに入居し夜遅くまで営業していることもあって、街中の飲食店に比べて割高ではありますが、全てが清潔に管理されているのでコピティアム入門編として最適。ジョホールバルの飲食店は店じまいが早いので、夕飯を食べそびれた際に駆け込みましょう。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。