店内はカウンターが4-5席にテーブルが数卓。1,500円前後が最多価格帯と周辺相場よりも高めなお店なので学生は全くおらず、丁寧な生活を続ける年配の夫婦、みたいな感じの客層です。
いわゆる定食屋さんですが、追加で色々とカスタマイズすることもでき、なんやかんやで総額2,300円に達しました。郊外の定食屋での支払金額としては中々のものです。ミニサラダのお野菜はベーシックなレタスであるものの、ドレッシングを全体に丁寧に馴染ませるなど料理に対する愛情が感じられます。
小鉢はきんぴらごぼうに低温調理(?)した鶏肉。なるほど一般的な定食屋の小鉢に比べると段違いのクオリティであり、これら旨いツマミをお供に飲みに来るのもアリかもしれません。
メインは「お肉と彩り野菜の黒酢炒め」を注文。お肉は鶏もも肉を指定。黒酢のタレの美味しさはもちろんのこと丁寧に調理された野菜の風味がナイスであり、都心のめちゃ高い中華料理店のそれに比肩する美味しさです。
オプションので追加したアジフライ。こちらもアジフライの王道とも言うべき味わいであり、親しみを感じる美味しさに瞬で食べ切ってしまいました。
自慢の白ごはん。なんでも店主は「ご飯ソムリエ」なる資格をお持ちのようで、直火炊きの銅釜でタイミングよく炊いているそうです。大盛無料おかわりOKで、日本人に生まれて良かったとしみじみ感じます。
お味噌汁もたっぷり用意されており、こちらもおかわり可能。ベースの支払い金額は日吉としては高価ですが、それぞれの料理は間違いの無い美味しさであり、実にリーズナブルに感じました。料理のバリエーションも豊かで、何度も通い詰めたい魅力があるお店でした。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。