インド&ネパール バル ラクシュミー(LAXMI)/目黒

2005年開業とかなりの歴史を誇るインネパ料理店「ラクシュミー(LAXMI)」権之助坂を下ったところへと移転リニューアルオープン。目黒では生活に根差した老舗であり、アド街にも取り上げられたことがあります。
前店舗同様に席数は多いのですが、室内に遮蔽物が無くなったため、より広々とした印象を受けました。ランチのオープンとほぼ同時にお邪魔したのですが、続々と近隣の勤め人らしき人々が訪れ、人気のほどが伺えます。女子率高めです。
注文して秒でサラダがやってきました。ざっくりと切っただけの野菜に人工的なドレッシングと、まあ、千円かそこらのランチのオマケとしてはこんなもんでしょう。
私はマトンのビリヤーニを注文。1,350円です。なのですが、うーん、ビリヤニってこんなだっけ?お店(地域?)によってスタイルは違うのかもしれませんが、オムライスの中身をぶちまけたような外観であまり美味しそうじゃありません。
外観の印象を引き継ぎ、味そのものもイマイチ。何ともベチャベチャした口当たりであり野暮ったい食感。スパイスの風味にも乏しい。メニューには「バスマティライスを使用」と記載されていたのですが、バスマティライスってこんなだったっけなあ。
言えばライタ(塩味のヨーグルト)も付けてくれます。こちらは異国情緒を感じられる味覚であり、キョーイチの美味しさです。
ドリンクが付くとのことだったのでマンゴーラッシーをお願いすると、うーん、これは、ラッシーなのか?単なる市販の飲むヨーグルトじゃねという印象を受けました。もちろんラッシーの定義について私は詳しく知らない。
前の店舗に訪れた際は良い印象しか受けなかったのですが、今回は何とも情熱が感じられない料理でした。他のゲストは皆、カレーとナンを食べており、米料理はパっとしないお店なのかもしれません。お疲れさまでした。

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