館内にはいくつか飲食店があり、地元の魚介類を用いた海鮮料理店は凄惨な混雑っぷりだったので、我々はそこそこ空いているカフェっぽい店でスナックで済ますことに。先に座席を確保してからレジで注文するというスタバ方式です。
スイーツやちょっとしたケーキ類のほか、パスタに加えて「SABAティーヤ」なる、トルティーヤ生地を用いた謎料理も用意されており、怖いもの見たさで注文してみました。
右が「SABAティーヤ」であり、敦賀名物サバの浜焼きをラップサンド状態にもっていくというチャレンジングな試み。左は「SABAティーヤトマトチーズ」で、その名前の通りです。いずれも700円前後だったと記憶しています。
主題の「SABAティーヤ」ですが、これがびっくりするほど美味しい。旨味の強いサバをマリネ液に漬け込んだうえ、玉子たっぷりのタルタルソースをこれでもかというほどブチこみます。野菜の量も多く、ゆうべ「タテルヨシノ 三國湊 (Tateru Yoshino Mikuniminato)」で食べたどの料理よりも美味しく感じました。
「SABAティーヤトマトチーズ」はただでさえ濃い味わいにトマトとチーズでコクを追加します。もちろん美味しいのですが、サバそのものの味覚を愉しむという意味ではシンプルな「SABAティーヤ」のほうに軍配があがります。
びっくりするほど美味しかった。隣の年配の夫婦も深い思い入れ無く雑に注文し適当に食べ始めたのですが、途中で絶句し「これ!美味しい!」と頷き合っていました。それぐらい強烈な違和感を覚えるほどの旨さです。オススメ!
ツイート
人気の記事
- タイ料理 みもっと/目黒
- 鮨料理 一高(いちたか)/大濠公園(福岡)
- インスタ映えするヤクザたち
- 現役のCAに聞く、機内でCAをスマートにナンパする方法
- あるグルメな乞食の話
- イケアの倉庫で絶望し、アイケアの配送に発狂した
- 「男におごられっぱなしの女は風俗嬢以下だ」刃物でも抜くように夫は言った。
- 某高級鮨店において港区ババァが大暴走した話。
- 日本の男は皆ロリコン。フランスと日本のレストランを比較して抱いた違和感について。
- もう疲れた。うどんが主食氏の事件について1日5回は聞かれる。
- 「東京タラレバ娘」状態に陥った女子を救うたった1つの方法
- 旦那の悪口を言う女は一生幸せになれない
- バレンタインに手作りチョコだけは勘弁して欲しい
- 「お代は結構ですから悪く書かないで下さい」とシェフに懇願された話
- 3ヶ月前にトラブった例の店からの電話が鳴り止まない
「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。