広尾駅すぐの商店街入り口に開業した「EAT PLAY WORKS」。インスタグラマーを始めとするインフルエンサーたちが事務所を構えるシェアオフィスとして人気であり、1-2階がレストランフロア、3-4階が会員制ラウンジ、5-6階がオフィスという構造です。ちなみに私の知人は「フォロワー数が少ない」という理由でハブられ、すぐに引き払っていました。
この日は中東ベジタリアンレストラン「サラーム (Salam)」にお邪魔しました。青山一丁目「THE BURN(バーン)」の米澤文雄シェフがプロデュースしているようです(写真は公式ウェブサイトより)。
ランチのセットメニューにはスープかデザートを選ぶことができるのですが、私はスープをチョイス。この日のスープはレンズ豆のスープで、カレー風味のスパイスがふんだんに用いられており日本人好みの味わいです。
ところでこのタイミングで隣に座った女さんが香水臭いことこの上なく、福岡での辛い思いでのひとつである「我逢人(がほうじん)」を思い出しました。そのくせ「これはグルテンフリーか?」などと店員に詰め寄っておりダルいことこの上ない。
私の「ラムケフッタメゼプレート」が届きました。メニュー表記は3,200円のところ、税抜表示で実際は3,520円です。見た目はキレイなのですが、これはちょっと量が少なすぎであり、食べる前から費用対効果はぽぽぽぽーんです。
ケールのサラダは酸味が強くお洒落で美味しい。値段はさておき味は確かなので、「ケールサラダ」という単品プレートで注文しても良かったかもしれません。
これは何だろう。野菜のトマト煮込み的なものでカポナータ的な位置づけでしょうか。極限までキンキンに冷え切っており味はよくわかりませんでした。とにかく冷たい。
これは何だろう。野菜のトマト煮込み的なものでカポナータ的な位置づけでしょうか。極限までキンキンに冷え切っており味はよくわかりませんでした。とにかく冷たい。
こちらはコロッケ的なものに羊肉の肉団子的なもの。前者は密度がありホクホクとした味わいで美味。後者もスパイスがたっぷり練り込まれており、羊の独特の風味と相俟って酒が欲しくなる旨さです。底に敷かれているのはフムスかな。私はこのあたりの料理に詳しくないので説明が間違っていたらすみません。
こちらはバター抜きのナンのような食べ物。先のフムスや各料理のソースと合わせて頂きます。美味しいのですが、ちょっと量が少ないなあ。
以上を食べて3,520円。味は悪くないのですが、流石にちょっと高杉です。半額でもまだ高い。加えて食べログ公式ページには「ランチセットにはミントティーが付きます」と記載されているのに出てくる気配は無い上に「税込価格」と記載されているのに上乗せで10%請求されました。ぽい雰囲気を出そうとはしていますが、この店は社会人として本当に大切な何かを失っている気がします。
関連記事
広尾は初デートに良い街です。謎にハイセンスな雰囲気と下町的な親しみやすさが同居する。飲食店も都内トップクラスの名店が比較的リーズナブルな価格設定に落ち着いています。
- TAIAN TOKYO(タイアン トウキョウ) ←この迫力はやはりフランス料理でないと到達できない。
- ア・ニュ Shohei Shimono ←フレンチをベースとした旨いもの屋。
- Alternative (オルタナティヴ) ←おもろくておいしい料理。
- レストラン アラジン ←記憶がハッキリと残る料理。
- レストランひらまつ ←何度も何度も訪れているのに美味しい。
- マルゴット エ バッチャーレ(Margotto e Baciare) ←あれだけのトリュフ料理とキャビアを食べてこの価格というのはリーズナブル。
- おでこ(au deco) ←フランス料理を食べ込んだ仲間たちでどうぞ。
- コントワール ミサゴ(Comptoir Missago) ←とにかく融通のきく旨いもの屋。
- ヨシダ ハウス(YOSHIDA HOUSE) ←日常に寄り添う究極の普通。
- ポンテ デル ピアット (PONTE DEL PIATTO) ←抜群に旨くてそんなに高くない。
- リストランテ ペガソ(PEGASO) ←接待や綺麗なデートにうってつけ。
- ラ トラットリアッチャ(La Trattoriaccia) ←令和のビスボッチャ。