ブラッスリー・ヴィロン 丸の内店 (Brasserie VIRON )

2003年に渋谷で旗揚げし、瞬く間に都心のパン好きの歓心を買った「VIRON 」。この日は東京ビルTOKIAの1階に入居する「ブラッスリー・ヴィロン 丸の内店 (Brasserie VIRON )」にお邪魔しました(画像は食べログ公式ページより)。
15時過ぎとヘンテコな時間に訪れたため並ばずに入店できましたが、ランチタイムは記帳台が登場し待ち順列が生じます。予約もできるので、計画に訪れるべきお店でしょう。店内は真っ赤なソファにこげ茶のテーブルに床材と、フランスのブラッスリーそのものです。
ブルターニュのシードルを樽ごと買っているとのことだったので、試しに一杯。フレッシュな香りに健康的な甘さが心地よい。このあたりでグラス880円というのは悪くない価格設定です。
オニオングラタンスープは1,760円。食事のオマケで注文するには中々の値段ですが、味は確かなものであり、量も丼いっぱいサイズなので妥当な価格設定でしょう。ある意味では「バーガーマニア(Burger Mania)」のそれよりもお値打ちかもしれません。隣のギャルが「ねえあの人のアレ、超美味しそう!」と盛り上がっていたので、うっかりおごってしまいそうになりました。
ガレットは1,320円で、プラス220円でグリーンサラダを添えてもらえます。具材は玉子にグリュイエールチーズ、ロースハムだけと慎ましやかな仕様ですが、しっとりモチモチとした生地にシンデレラフィットし人懐っこい美味しさ。「クレープリー・アルション (Creperie Alcyon)」のような派手派手なガレットも美味しいですが、素朴なスタイルもいとをかし。
ちなみにグリーンサラダのお野菜はかなりの品質で、ごくごくシンプルな調味でも抜群に美味しい。これで220円というのは大変お値打ち。当店を訪れガレットを注文する方は、必ず追加で添えてもらいましょう。スーパーのパックのサラダとはレベチです。
以上を食べて4千円強。丼いっぱいの上質なスープに本格派のガレットを食べ、シードルまで飲んでこの支払金額はリーズナブル。もちろんガレットだけを楽しんでいる女子も多く、その場合は千円かそこらで済むことを考えれば実にお値打ち。次回はランチタイムまたはディナータイムに訪れ、しっかりとしたフランス料理を堪能したいと思います。

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