Sandbox Burgers(サンドボックスバーガー)/北谷(沖縄)

アメリカンビレッジからマリーナの向こう側、サンエーのすぐ近くにある「Sandbox Burgers(サンドボックスバーガー)」。このあたりでハンバーガーと言えば「ゴーディーズ(GORDIES)」一択だったのですが、ここのところ当店も米軍関係者を中心に好評を博しています。
店内はギョっとするほどアメリカ人が多く、みな例外なくガタイが良いです。内装はコンクリート打ちっぱなしなのですが木材も多用しており不思議と温かみを感じます。卓上のタブレットから注文し、配膳はロボットがやってくれるというハイテク仕様です。
看板メニューの「サンドボックスバーガー」を注文。ポテトとセットで1,490円です。高さのあるバーガーですが円周はそれほどでもなく、つまりなかなか食べ辛いです。
このハンバーガーはバンズが面白いですね。いわゆるブリオッシュ風のバンズであり、ザクっとした歯触りにバターがジュワっとする。パティはアンガスビーフ100%だそうで、なるほど噛みしめる度に肉そのものの旨味が滲み出てきます。ベーコンは自家製で、4日間も寝かせて作るそうです。
個人的にはバーガーよりもポテトのほうが心に残りました。上質なジャガイモをお店でカットし、ザザっと気持ちよく揚げ切ります。プラス100円でケイジャン風味にしてもらい、無限に食べ続けることのできる悪魔的な美味しさです。
こちらは「ダブルチーズバーガー」。肉喰ってる感が非常に強くライオンになった気分です。がおー。「サンドボックスバーガー」に比べると直線的にバイオレンスで、私はこっちの方がすち。
美味しかった。米兵たちに大人気なのも納得の味わいです。個人的には「ゴーディーズ(GORDIES)」のような暴力的なスタイルを好むのですが、まあ、そのあたりは人それぞれでしょう。通しで営業しており時間さえ見誤らなければ並ばずに入店できるので、タイミングを見計らってどうぞ。

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沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。