MILCOMIDAS (ミルコミダス)/牧志(那覇)

2023年に「那覇文化芸術劇場なはーと」の向かいにオープンした「MILCOMIDAS (ミルコミダス)」。営業時間は6:00~15:00と朝型人間ですが、夜は「VAMOS(バモス)」というクラフトビアバーに業態を変更する二毛作店です。近くには話題の都市型アーバンリゾート「Southwest Grand Hotel(サウスウエスト グランド ホテル)」も開業しました。
店内はファストフード調の内装で、恵比寿「フリホーレス(FRIJOLES)」を拡張したようなニュアンスを感じさせました。サブウェイのように食材をディスプレイしたショウケースがそう思わせるのかもしれません。
軒先に「野菜、食べてる?」と挑発的な看板が下がっていたので、望むところだとサラダのLサイズを注文。これが想像以上のボリュームで「クリスプ サラダ ワークス(CRISP SALAD WORKS)」に匹敵する食べ応え。注文が入るごとに調理する具材(野菜炒め?)も善良な味わいです。
タコスは3ピースで1,250円と強気の価格設定。のうれんプラザの「ブレーメン(Bremen)」はタコス3つを含んだランチセットが千円を切ることを考えると少々割高に感じました。
ブリトーはギッチギチに具材が詰まってボリューム満点。肉や野菜の味わいはもちろんのこと、香り高いライスがパンパンに組み込まれているのは米好きの日本人の琴線に触れる仕様です。
朝からたっぷりのお野菜を楽しむことができ大満足。沖縄ではどうしても炭水化物中心の生活となるので、これは貴重なお店を発掘しました。タコスそのものの味わいでは「ヴィーダ ロカ(vida loca)」が好みで、飲み屋であれば「ブレーメン(Bremen)」が勝りましたが、当店は何と言っても野菜のボリューム感。たっぷり野菜を摂りたい際にどうぞ。

食べログ グルメブログランキング


関連記事
寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

宝島(上) (講談社文庫) [ 真藤 順丈 ]
価格:924円(税込、送料無料) (2024/2/4時点)

沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。