西町の「Music Bar HiGH」というミュージックバー(?)の日中帯のみ営業している「Kenken Spice (ケンケン スパイス)」。2023年夏にオープンしたばかりの新しいお店です。旭橋駅から歩いて5分ほど。この手の飲食店としては珍しく、土日も営業しています。
店内はカウンター席にテーブルがいくつか。夜はミュージックバーだけあって、店内の至る所に楽器が散りばめられています。なぜか「新しい学校のリーダーズ」のミュージックビデオが繰り返し流れているのが印象的。それほど混みあっているわけでは無いというのに注文から30分以上待たされました。その間、メニューやスパイスの注意書きなどを読み込んで時間を潰すのですが、もうソラでも説明できるほどです。この手際の悪さは筆舌に尽くしがたい。お会計の処理ですら遅い。仕事のランチタイム1時間のあいだに食べに来るのは避けた方が良さそうです。
私は「キーマカレー」を注文。1,100円のところプラス100円でルーを大盛にしてもらいました。なるほどスパイスが豊かでザラザラと舌に残るほどなのですが辛味は控えられており、パクパクとスピーディーに食べ進めることができます。
黄色いゴハンはターメリックライスかな。ところどころ麦飯のような食感も感じられ、サクサクとした口当たりです。
副菜として多種多様なピクルス(?)も添えられており、ひと皿のカレーとしてはかなりの料理点数です。
黄色いゴハンはターメリックライスかな。ところどころ麦飯のような食感も感じられ、サクサクとした口当たりです。
副菜として多種多様なピクルス(?)も添えられており、ひと皿のカレーとしてはかなりの料理点数です。
メニューに「紅茶の煮卵付き」とあったのに盛り込まれていなかった点を指摘すると、別皿に倍量でやって来ました。これはこれで嬉しいのですが、気づかなければつまりはそういうことになります。他のゲストからもアレが足りないコレが足りないと指摘を受けていたので、仕事の遅さを含めて超ミラクルうっかりさんなのかもしれません。
こちらは追加注文したタンドリーチキン。想像していたタンドリーチキンとは少し違くて、スパイスたっぷりの鶏肉炒めといった装いです。これはビールが欲しくなる。
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連れは「ポークビンダルー」を注文。ライスや副菜は同じで、カレーのルーが違うのかな。ひとくち味見させて頂きましたがコチラもスパイスが相当に擦り込まれており苦味すら感じられるほどです。渋谷の「ポークビンダルー食べる副大統領」では酸味を強く感じただけに、まるで別の料理と捉えた方が良いかもしれません。
普通に美味しいのですが値段と待ち時間を考えればこんなもんかという印象であり、飲み会の帰りに適当に立ち寄った「めげたとめげお」のほうが口にあったことを考えると、二度目は無いかなというお気持ちです。訪れる際はオーダー間違いが無いか気を付けて臨みましょう。
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