2022年夏にオープンし、瞬く間に栄町のエースの座に登り詰めた「焼き鳥天国 大統領」。その勢いは留まることを知らず、1年後にはお向かいの店舗にまで領域を拡張し、栄町では最大級の飲み屋へと成長しました。安里駅から歩いて数分という立地も魅力的。
予約は受け付けておらず早い者勝ちです。我々は念には念を入れて平日の明るい時間からお邪魔しました。スタッフの殆どは外国人ですが、皆ニコニコと感じ良く、同僚との仲も良さそう。良い職場だなあ。
まずはオリオンビールで乾杯。中ビンで550円だったっけかな。オリオンだけでなく内地の銘柄も数多く取り揃えられており、また、妙に焼酎のラインナップが良いのも印象的です。お通しにキャベツと枝豆が出て来ます。このキャベツの感じといい、焼酎のラインナップといい、九州系の焼鳥屋なのかもしれません。
名物の「牛ハツポン酢」。サクサクと小気味よい食感の牛ハツにニンニクがバリっときいた調味も魅力的。このひと皿が300円とは信じがたい費用対効果です。
白菜漬も300円。ガッチリとした盛り付けでありちょっとしたサラダの装いです。そう、当店は串焼きが1本70円~で、最高値の一品料理も300円を超えることはありません。内地のインフレーションなどどこ吹く風といった芸風です。酢モツも300円。東京のケチなモツ鍋屋などはほんの数口で千円近くを請求してくるため、物価って何だろうと頭を抱えてしまいます。
こちらも名物のモツ煮。県産の豚肉の内臓を用いており、ぷるぷるコッテリとした脂が象徴的。味付けは味噌だけのようですが、野菜からも色んなエキスが滲み出て来、人懐っこい美味しさです。
串焼きに入ります。まずは鶏皮。カリカリと思いきり良く焼き付けており、ザラメを感じさせるこの甘さ。やはり当店は「かわ屋」のように九州系の焼鳥屋なのかもしれません。
奥は牛サガリで150円、手前はヤゲンで70円。ここは天国でしょうか。品質もしっかりしており、牛サガリなんてその辺のステーキ屋の肉よりもクオリティが高いのではなかろうか。
人気の白レバー串。濃厚でクリーミーな風味が印象的で、これが1本70円なのだから恐れ入う。1万本食べても70万円である。
串焼きの〆に豚バラを注文。こちらは1本100円なのですが、その辺のトンカツ屋に反省を促したくなるほどの費用対効果です。こちらは1万本食べても100万円で済みます。
〆に焼きおにぎり。焼鳥のタレと方向性の調味であり、甘辛いおせんべいのような親しみ易さがありました。
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人気の白レバー串。濃厚でクリーミーな風味が印象的で、これが1本70円なのだから恐れ入う。1万本食べても70万円である。
串焼きの〆に豚バラを注文。こちらは1本100円なのですが、その辺のトンカツ屋に反省を促したくなるほどの費用対効果です。こちらは1万本食べても100万円で済みます。
〆に焼きおにぎり。焼鳥のタレと方向性の調味であり、甘辛いおせんべいのような親しみ易さがありました。
以上を食べ、軽く飲んでお会計は3千円を切りました。魅力的な飲食店が百花繚乱な栄町においても一際目立つ存在であること間違いなし。3千円だぜ3千円。1万日お邪魔しても3千万円で済む。アーケード内に簡易テーブルをバーっと広げて雰囲気もあるので、栄町で「ぽい雰囲気」を味わいたいのであれば真っ先に訪れるべきお店でしょう。
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