しかしながら週末のオープン直後に訪れると、ゲストの入りは半分程度であり、全く並ぶ必要は無く拍子抜け。何でも夜にはツマミと酒で訪れる地元民も多いようで、いきおい回転が悪くなり行列が伸び始めるとのこと。時間の限られた旅行者はランチのオープン直後に訪れるのが良いでしょう。
韓国で定番のお通し的な小皿たち。左は白菜のキムチでオーソドックスな味わい。そんなに辛くない。右は瓜系の何かの漬物でしょうか。こちらもアッサリとした味わいで美味。いずれもお代わりOKです。というか勝手に持ってきてくれます。グーグルレンズの翻訳によると「マンドゥ」という料理。ひと皿注文すると「ちょっと量が多いから半分にしてあげるからね」とオバチャンが身振り手振りで説明してくれました。蒸し餃子のような方向性の料理であり、ニンニクの風味が極めて強い。特に美味しくはない。
スペシャリテの冷麺。ごくごくシンプルなひと品で、素麺や冷麦のような印象を受けました。麺はムッチムチに硬いというわけではなく常識の範囲内で食べ易いですが、麺そのものの風味は薄く感じる。
スープはごくごく薄い調味であり、有り体に言うと全然美味しくありません。卵は単なる茹で玉子だし、豚肉もこれといって特長は無く、冒頭のキムチが一番美味しかったような気がします。
なんでこんなに人気があるのか理解できませんでした。日本のそのへんの焼肉屋の冷麺のほうが美味しく感じるくらいです。一方で、これは私が本格的な冷麺を食べたことが殆どなく、繊細な味わいを楽しむ経験に乏しいことに因るとも言えます。外国人が日本の素麺を食べて素直に美味しいと思えない現象に似ているかもしれません。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。