7th Moon Club (セブンス ムーン クラブ)/北谷(沖縄)

「MBギャラリーチャタン by ザ・テラスホテルズ(MB GALLERY CHATAN by THE TERRACE HOTELS)」のクラブラウンジ「7th Moon Club (セブンス ムーン クラブ)」。クラブラウンジと言っても当館のゲストは皆クラブラウンジアクセス付きであり、ブセナリゾートの「ザ・テラスクラブ アット ブセナ(The Terrace Club at Busena)」に似た運用です。
ラウンジというよりはビーチサイドの品の良いカフェバーといった風情であり、とにかく明るい雰囲気です。3面がガラス張りの水槽のような誂えであり採光が素晴らしい。
14-16時はティータイムであり、思いのほか菓子類が充実しており驚きました。とりわけカヌレなどは中々の美味しさです。
アペリティフタイムは16-18時と他のホテルに比べると早めの開始です。目玉はお隣の系列レストラン「チャタンハーバーブルワリー&レストラン (CHATAN HARBOR BREWERY & RESTAURANT)」で醸造されるクラフトビールですが、ワイン類などの用意もあります。
ツマミ類も充実しており、鶏肉に豚肉、サーモンにエビ、鴨のスモークまで用意されています。ガッツリとした炭水化物類は無いものの、小食の方であれば夕食の代替となる立派なラインナップでした。
また、レシピなのか厨房なのか、近隣の系列レストラン「チャタンハーバーブルワリー&レストラン (CHATAN HARBOR BREWERY & RESTAURANT)」や「SEAFOOD HOUSE」と酷似した料理も供されるので、とりわけナチョスなどは完全に一致した印象です。
朝食会場もコチラであり、日差しの方角からしてテラス席で楽しみたい方は早朝が狙い目でしょう。欧米系のゲストは外で食べるの大好きマンが多いので、まるで外国に来たかのような錯覚に陥ります。
メインを最初に注文し、前菜類はビュッフェ形式という仕組みです。野菜とフルーツが充実しており、「ザ・テラスクラブ アット ブセナ(The Terrace Club at Busena)」に比肩するクオリティの高さです。
他方、パン類はイマイチですねえ。私は常々テラスホテルズ系列の弱点はパンだと感じており、当館は近所に専門のベーカリーを構えてはいるものの、やはりパッとしません。フランス帰りの凄腕ブーランジェが監修して欲しいところです。
私はメインにサーロインステーキとプレーンオムレツを注文。朝から豪華ですが、肉の質はそれほど高くなく、ロイホのほうがレベルが高いなあというお気持ちです。
連れは和食を注文し、なかなか立派な定食でやってきました。我々は同じ週にブセナリゾートの「真南風(まはえ)」を訪れたばかりであり、あちらよりも見るからに豪華です。ビュッフェは別途楽しむことができることですし。
素敵なクラブラウンジでした。もちろん「コンラッド大阪(Conrad Osaka)」のような荘厳さはありませんが、採光が良く北谷の街に溶け込む爽やかな仕様であり、クラブラウンジとしては唯一無二の存在かもしれません。沖縄のリゾートホテルとしては客層はかなり良いので、静かにホテルステイを楽しみたい方は是非どうぞ。

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