すしみさき 広尾店

広尾の駅前の交差点から少し北に上がったところにある「すしみさき 広尾店」。ランチを食べ損ねた際にたまたま通りがかり、「赤シャリ握り」という謳い文句に惹かれて入店。京樽の関連ブランドのうちのひとつですが、こういった業態で赤シャリの使用は珍しい。
店内はL字型のカウンター席にテーブルがいくつか。目を惹くのがフードデリバリーのドライバーと料理を受け渡しする専用ロッカーが設置されており、なるほどたしかにピコピコとひっきりなしにオーダーが入っていました。
エビスの中ビンが660円と、このあたりでは良心的な価格設定。店内も清潔だし、昼夜兼用でしっかり飲み食いしてやろうと決意した瞬間です。
まずはツマミに色々と注文したのですが、いきなりブリカマの煮付け的なものがやって来ました。もっとツマミっぽいものを注文しているのにこの順序性の無さはロマンに欠け、そんな中で食べるブリカマの味など中くらいである。
「冬の味覚」として推されていたので「あん肝ぽん酢」を注文。なのですが、なんだかグロい盛り付けで量も少ない。味もスカスカで全然美味しくありません。というかブリカマよりも明らかにこちらのほうを先に出すべきだと思います。個人の感想ですが。
「豊洲鮮魚刺身盛り合わせ」も何だか盛り付けがゴチャついており美しくありません。お魚そのものの色も悪くサイズも小さく、魚介類に対する愛情が感じられませんでした。
QRコードで読み込むメニューの写真ではそれなりに美しく盛り付けられており、値段にしては旨そうに見えたのですが、この辺りは大チェーン店の写真技術に基づくものでしょう。寿司業界のマクドナルド。この時点で見切りをつけて退店しましたお疲れさまでした。

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