Regency Club(リージェンシークラブ)/Hyatt Regency Danang Resort and Spa

「Hyatt Regency Danang Resort and Spa(ハイアット リージェンシー ダナン リゾート&スパ)」におけるエグゼクティブラウンジである「Regency Club(リージェンシークラブ)」。ちょうどカクテルタイムの時間帯に到着したので、こちらで酒を飲みながらチェックイン。
席間にゆとりがあり広々とした印象の店内。子連れNGというわけではありませんが、子供たちもみな上品に過ごしており、完成された雰囲気です。受付でパスポートとクレカを預けサインをすれば、あとは担当が全部用意してくれるのでラクチン。
案内文には「カクテルとカナッペ」という案内でしたが、思いのほか料理が充実していました。サラダだけで3-4種も用意されており、野菜を大量に摂取する国民ならではのラインナップと言えるでしょう。
肉料理もきちんと用意されており、丸焼きのプレゼンテーションがあったりと心躍ります。ここまで食事が充実したエグゼクティブラウンジは珍しい。元々の予定では街に食事に出ようかと考えていましたが、時間も遅いことですし、コチラで済ましてしまうことにしました。
飲み物は一般的なエグゼクティブラウンジと同等であり、安物のワインにウイスキー、ビール、各種カクテルといったところ。日替わりのスペシャルカクテルが特設カウンターで推されており楽しい。
朝食につき、当館のルールは変わっていて、グローバリスト(最上級会員)への朝食の提供は「Regency Club(リージェンシークラブ)」に限定するとのこと。他のハイアットであれば館内のレストランどこでもOKということが多いので、ここだけは少し残念です。
「Grand Hyatt Bali(グランドハイアット バリ)」と同様にクワイエットゾーンが設けられており、騒がしい子連れが苦手な私にとっては嬉しい限り。この仕組みは日本のハイアットにおいても導入して欲しいところです。
「Regency Club(リージェンシークラブ)」での朝食はコンチネンタルブレックファストと記されていたのですが、ランナップは一体、豊富であり、何ならベトナム料理などもいくつか並べられておりコンチネンタルの範囲がとても広い。
ビュッフェの他、QRコードでの電子メニューも用意されており、飲み物や卵料理はこちらから選択します。とりわけ「ベトナムコーヒー」と称する練乳たっぷりのコーヒーが最強コーヒー牛乳的に美味しかった。
一方、特別メニューの「ホイアンオムレツ」は大学生が初めての自炊に失敗したオムレツのようで特に美味しくはありません。普通のオムレツにすれば良かった。別の日に食べたナントカエッグもイマイチで、やはり卵の取り扱いは日本人が世界一だと再認識しました。
フォーは肉のエキスが豊富であり、専門店を凌駕する美味しさです。連れは「具だくさん、麺抜きで」などと通な注文をトライしており、ローカーボにも優しい朝食です。
外にはテラス席やクラブアクセス権のあるゲスト専用のプールもあり、常連を大切にする心意気が伝わって来ます。とてもとても居心地の良いラウンジでした。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。