「コンラッド大阪(Conrad Osaka)」の最上階ロビーフロアにあるオールデイダイニング「atmos dining(アトモス・ダイニング)」。当館はエグゼクティブラウンジで朝食を提供しておらず、宿泊者の全員は当レストランで朝食を摂ることになります。
絶景かな絶景かな。天井高は10メートル以上もあり、その全面に窓が配され圧倒的な眺望が自慢です。クアラルンプールのグランドハイアットのダイニングに似た雰囲気。ダイヤモンド会員向けのエリアなどは特に設けられていませんが、そもそも客室数が多くないので激混みみたいな場面は無いのかもしれません。
ビュッフェスタイルではあるもののそのクオリティは確保しており、「ヒルトン大阪(Hilton Osaka)」の雑な朝食からはレベルの違いを感じます。料理の種類も多く、チーズやシャルキュトリまで高品質。なんと朝から肉塊から切り出すローストビーフまで提供されています。
メインディッシュはオーダー制で、こちらは「お好み焼きベネディクト」。かなりふざけた料理ですが、関西人の懐の深さを感じるひと品です。付け合わせは紅ショウガ天と大阪マインドを忘れません。
こちらは安納芋の温かいパイ。濃厚でありながら自然な甘さの安納芋に、やはり濃厚な卵のソースが配されます。きちんとしたフランス料理店のメインのデザートに勝るとも劣らない完成度です。
素敵な朝食でした。ビュッフェレストランでありながら、きちんと美味しい。空間やスタッフにもゆとりがあり、つい長居してしまう居心地の良さです。同クラスのホテル朝食としてはセントレジスよりも断然こっち。そのうちディナービュッフェにもチャレンジしてみたいと思います。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。