「ヒルトン沖縄宮古島リゾート(Hilton Okinawa Miyako Island)」のロビーラウンジにあたる「茶寮(saryo)」。エグゼクティブラウンジの運用が相当ダルかったので、見切りをつけてこちらでノンビリすることに。
海の見える体育館のように広々とした空間で、利用客が殆ど居ないのが嬉しいですね。JTBの特別プラン(?)か何かでウェルカムドリンクを楽しむゲストはいるものの、総じて滞在時間が短く常に貸切状態でした。まずは「宮古島野菜のガーデンサラダ」を注文。なのですが、これは野菜のラインナップが「アジュール(Azure )」における朝食のそれと同クオリティであり、敢えて注文する必要は無かったかもしれません。
「沖縄アグーカツサンド」は注文して大正解。見て下さい、この肉の分厚さを。ひょっとすると沖縄本島の有名店で食べるそれよりもクオリティは上であり、バリっと焼かれたトーストにクリアな味わいの肉山と95割美味しい。当館のシグニチャーである「トゥリバーガー」。ソースに宮古味噌を使用しているそうですが、デフォでパティが2枚入った上にベーコンまで挟んでいるという肉々しさ。
夢中でかぶりつくと、東京のプレミアム系バーガーに勝るとも劣らない味わいであり、ヒルトングループのハンバーガーにかける情熱が伝わって来ます。一方で、バンズについては肉に力負けしている場面もあり、改善の余地がありそうな気がしました。
以上の合計金額が8千円弱で、ヒルトンの上級会員であれば25%引きになるので合計5千円強で済みました。外資系リゾートホテルのラウンジで食事を摂ってひとりあたり3千円を切ると考えれば大変お値打ち。何よりカツサンドとハンバーガーは料理単体として見てもレベルが高く、私とても満足しました。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。