来来豆漿(ライライドウジャン)/劍南路(台北)

劍南路駅から歩いて10分ほどの場所にある「来来豆漿(ライライドウジャン)」。たまたま近くの「 Grand Victoria Hotel(維多麗亜酒店)」に宿泊しており、ホテルでの朝食も味気ないので近所のローカル店に凸してみました。
豆漿(ドウジャン)の人気店でありクチコミ件数は5,000を超えています。他方、低評価のレビューも多く3.2という低スコアは気になるところ。それでも軒先の行列を信じてお邪魔することに。
列に並び、順番が来れば口頭で注文し、トレイに料理が並べられお会計を済ますというマクドナルド方式。メニュー表はあるにはあるのですが、翻訳アプリをかざしながら注文といった悠長な雰囲気でもないので、目の前の食べ物を適当に指差し注文します。
イートインは自由席。好きなテーブルに着いて食事を楽しみ、セルフで下膳するという学食方式です。常に行列していますが回転も速くテイクアウト客も混在しているので、満席で入れないということは無いでしょう。2階もあるようです。
主題の豆漿(ドウジャン)。台湾における定番の朝食であり、沖縄の「ゆし豆腐」を濃厚にしたような食べ物と言えば分かり易いでしょうか。豆乳だけでなく出汁の旨味もきいてとても美味しい。日本人ウケする味覚です。中正記念堂「鼎元豆漿(ディンユァンドゥジャン)」は魚介の風味が強かったですが、当店は肉の旨味を感じました。
指差し注文したので正確な料理名は不明ですが、恐らく「蛋餅」と言う台湾では定番のオカズ系クレープででしょう。中にはネギやら薄焼き玉子やらが含まれており、塩味のお好み焼きのような味わいです。
これは大根餅ですな。かなり滑らかに仕上げており、知らない人が食べればコレが大根だとは気づかないことでしょう。腹に溜まる逸品です。
焼き饅頭風の料理の中には、、、
豚肉がギッシリ。小籠包もかくやというほど肉汁(?)も詰まっており、焼き小籠包をパワーアップさせたような味わいです。これはビールと一生に食べたいのう。
台湾の飲食店に係るグーグルマップのスコアは総じて高い中、3.2という低評価には正直ビビリましたが、何のことはない、人気がありすぎてケチをつけたいアンチもいるといったところでしょう。

日本語や英語は全く通じないので、コレというものを食べたい方は上記の写真を元に料理を調べて置き、紙に書いて注文すると良いでしょう。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。