自由が丘駅から歩いて7-8分ほどの場所にある「レストラン フォレスト(RESTAURANT FOREST)」。もともとは南青山で好評を博したフランス料理店であり、2015年に自由が丘へと移転しました。
草場健治シェフは六本木の「和田門」の料理長を務めていたそうで(現在は閉店)、「和田門」の常連であったムッシュ中村勘九郎は当店にも引き続き通い続けているそうです。
ワインの値付けが大変良心的。シャンパーニュのボトルは8,400円~で、グラスのワインも千円前後から始まります。グラスワイン向けに空いているボトルも多く、食事を始める前からこのお店は良いお店に違いないと確信しました。
アミューズはハモンセラーノ。程よい塩気と程よい脂身に泡が進む。内包された赤キャベツもオシャレな味わいです。
カレイのカルパッチョ。この料理は美味しいですねえ。薄づくりのカレイがてっさのように敷き詰められており、ハーブの苦味や柑橘の香りを含めて見事な味わいです。キッチンに飛び込んでシェフを抱きしめたいくらいだ。
アミューズはハモンセラーノ。程よい塩気と程よい脂身に泡が進む。内包された赤キャベツもオシャレな味わいです。
カレイのカルパッチョ。この料理は美味しいですねえ。薄づくりのカレイがてっさのように敷き詰められており、ハーブの苦味や柑橘の香りを含めて見事な味わいです。キッチンに飛び込んでシェフを抱きしめたいくらいだ。
温前菜はムール貝。大ぶりの個体のジャブジャブ油を流し込みこんがりと焼き上げます。ニンニクの風味が香ばしく、美味しくないわけがないひと皿です。
バゲットも上々。実に深みのある味わいであり、専門店からの仕入れ品なのかなあ。仮に自家製だとすればレベルが高すぎる旨さです。
カボチャのポタージュ。ドロドロに甘いというわけではなく、甘味の奥にはしっかりとした塩気や旨味が感じられ、料理として完成した美味しさです。
ヒラメのポワレは特大サイズ。魚の脂の味わいがしっかりと感じられる厚みであり、底に敷かれたリゾットと共に犯し難い美味しさ。なんて迫力のある魚料理なんだ。
お茶菓子もしっかりでます。ハーブティーと共にじっくりと余韻を味わいごちそうさまでした。
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バゲットも上々。実に深みのある味わいであり、専門店からの仕入れ品なのかなあ。仮に自家製だとすればレベルが高すぎる旨さです。
カボチャのポタージュ。ドロドロに甘いというわけではなく、甘味の奥にはしっかりとした塩気や旨味が感じられ、料理として完成した美味しさです。
ヒラメのポワレは特大サイズ。魚の脂の味わいがしっかりと感じられる厚みであり、底に敷かれたリゾットと共に犯し難い美味しさ。なんて迫力のある魚料理なんだ。
メインのお肉は部位とグラム数、焼き加減などを細かく指定できます。私は最も安価なランプで100グラムをお願いしたのですが、これが、旨い。さすがはステーキの名店「和田門」で腕を鳴らしたシェフである。
デザートはクレームブリュレにマンゴーのアイスにチョコレートのテリーヌ、グレープフルーツのゼリー(だっけ?)。悪くはないのですが、お料理に比べるといくらかコンパクトに映りました。お茶菓子もしっかりでます。ハーブティーと共にじっくりと余韻を味わいごちそうさまでした。
以上を食べ、しっかり飲んでお会計はひとりあたり2万円ほど。印象としてはスタイリッシュな「北島亭」で、料理の質と量を考えれば堪らなくお値打ちであり、港区で同レベルの食事を楽しめば倍は請求されそうな気がします。
シェフがひとりに近い形で料理されているので場面でテンポは悪くなりますが、なに、そのためのお値打ちワインリストである。良く食べ良く飲む仲間と共にどうぞ。
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- オトワ レストラン(Otowa restaurant) ←本気でフランスの料理文化に取り組んでいる。
- ガストロノミー ジョエル・ロブション ←最高の夜をありがとう。
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- ナリサワ ←何度訪れても完璧。
- elan(エラン) ←表参道のナポレオン。
- 銀座 大石 ←自分が働くならこういう職場。
- ナベノイズム ←世界観がきちんとある。
- ル・マンジュ・トゥー ←接客は完璧。料理は美味そのもの。皿出しのテンポも良く、とにかく居心地の良いお店。客層も好き。
- TAIAN TOKYO(タイアン トウキョウ) ←流行り廃りに捉われないマッチョな料理。
- アサヒナガストロノーム ←そこらのフランス料理店とは格が違う。
- エステール(ESTERRE) ←料理もサービスもパーフェクト。外せない食事ならココ。