立地やハコはカッコよいのですが、オペレーションはレジで先に注文して料理が出来上がったら自分で取りに行くというファストフード方式(写真は六本木ヒルズ公式ウェブページより)。普通に飲み食いしたらまあまあ高くつくのに下膳なども含めてセルフサービスというのは正直ダルいです。
注文から30分近く経ってようやく完成したサラダ。混み合っているというわけではないのに、どうしてこんなに時間を要するのか理解に苦しみます。
「ファーマーズシーザーサラダ」は1,600円と高価なのですが、味わいは価格に見合っていません。同価格帯のサラダという意味では「クリスプ サラダ ワークス(CRISP SALAD WORKS)」のほうが質も量も3倍は価値があります。
付随するパンは結構美味しくて、素朴なものながら穀物の深みをじんわりと感じさせてくれます。
冒頭に記した通り有名店いくつかのコラボカフェであり非常に商業主義的で、それっぽい雰囲気はありますが、しっかりと食事をするにはパっとしないお店でした。カフェとして利用しコーヒー1杯で2-3時間ダベる、みたいな用途にしか価値が見い出せない。パンは美味しかったので、パンだけテイクアウトして公園やオフィスで食べる、みたいな使い方のほうが満たされるかもしれません。
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六本木は難しい街です。おっと思えるリーズナブルな店から、高くてギラギラしてるだけのハリボテのようなお店も多い。私が好きなお店は下記の通りです。
- Takumi ←このコース料理で6,500円というのは安すぎ。
- ビストロ マ・キュイジーヌ (BISTRO Ma Cuisine) ←六本木でビストロと言えば当店で決まり。
- ブーケ・ド・フランス (Bouquet de France) ←がっしりと真正直で骨太なフランス料理。
- ル ブルギニオン ←質実剛健これが本物のフランス料理。
- エディション コウジシモムラ ←スペシャリテの牡蠣は必食。
- クッチーナ アッラ バーバ(Cucina alla Baba) ←老眼鏡が必要なほどメニューが豊富。
- s`accapau ←最先端でカッコイイ。
- アジュール45 ←さすがリッツ・カールトン。パーフェクト。
- ウルフギャング・ステーキハウス ←ランチのハンバーガーが絶品。
- 霞庭まつばら ←素晴らしくバランスの取れた和食店。
- 52(ゴニ) ←六本木深夜メシの決定版。
- ラ スフォリーナ ←六本木のきちんと美味しいイタリアンでこの費用対効果は素晴らしい。
- Reglisse (レグリス) ←謎のコスパの良さ。洋食推しなのも面白い。
- ラ ブリアンツァ ←全体を通して気前が良い。