奥沢駅を降り、駅前の商店街を数分歩いたところにある「ダル バローネ(dal Barone)」。大手アパレル企業出身のイタリア大好きマンが2019年に開いたお店であり、土日祝は15時から夕方飲みタイムを設けるなど気合が入っています。
店内は厨房に面したカウンター席が6席にテーブル席が数卓(写真は公式ウェブサイトより)。分類としてはワインバーのようですが、料理はかなりしっかりとしたラインナップであり、コースでの注文にも対応可能です。小林範好シェフは実家が経営するイタリア料理店で腕を磨いたのち渡伊。シチリアの空気をたっぷりと吸ったシチリア大好きマン。ワインはイタリアものが中心にグラスワインが数多く開けられており、ボトルのラインナップも多種多様。我々はは泡のボトルを楽しんだのち、メインディッシュにしっかりしたグラスワインを頂いたのですが、1杯千数百円と大変良心的な値付けに感じました。アミューズはパネッレ。ひよこ豆の粉を練ってフライしたシチリアのストリートフードです。軽い口当たりながら主張を感じる豆の香り。スパークリングワインにピッタリです。
サラダは迷いガツオを用いたものなのですが、見た目も味もサラダニソワーズそっくりで興味深い。とは言え地中海料理と括ってしまえばご近所さんであり、つまり美味しいサラダは正義なのだ。
シラウオのフリッテッレ。いわゆるイタリア風のかき揚げであり、シラウオの塩気と苦みが大人の味わい。程よくスポーティーな味わいであり、山盛りにしてビールと共に永遠に食べたいくらいです。
クリのリゾット。見た目は素朴なのですが、何とも言えない奥行きのある味わいであり、ホクホクとした食感と共に秋の味覚を堪能します。
パスタはタリアテッレ。牛テールと黒キャベツを用いており、そのふくよかな旨味を手打ち面が受け止めます。ああ、麺は美味しい。私は炭水化物の奴隷です。
メインはイノシシ。サイズ感こそ小さめですが、味わいがギュギュっと凝縮しており、ゴリゴリとタフな歯ざわりと共に食べ応えがあります。しっかりした赤ワインにピッタリだ。
デザートはもちろんカンノーリ。シチリアが誇る伝統菓子であり、小麦粉ベースの生地を筒状に揚げ、その中にリコッタチーズ主体のクリームをたっぷりと詰め込んだものです。両端には異なるトッピング(?)を加えており有意義な締めくくりです。
シラウオのフリッテッレ。いわゆるイタリア風のかき揚げであり、シラウオの塩気と苦みが大人の味わい。程よくスポーティーな味わいであり、山盛りにしてビールと共に永遠に食べたいくらいです。
クリのリゾット。見た目は素朴なのですが、何とも言えない奥行きのある味わいであり、ホクホクとした食感と共に秋の味覚を堪能します。
パスタはタリアテッレ。牛テールと黒キャベツを用いており、そのふくよかな旨味を手打ち面が受け止めます。ああ、麺は美味しい。私は炭水化物の奴隷です。
メインはイノシシ。サイズ感こそ小さめですが、味わいがギュギュっと凝縮しており、ゴリゴリとタフな歯ざわりと共に食べ応えがあります。しっかりした赤ワインにピッタリだ。
デザートはもちろんカンノーリ。シチリアが誇る伝統菓子であり、小麦粉ベースの生地を筒状に揚げ、その中にリコッタチーズ主体のクリームをたっぷりと詰め込んだものです。両端には異なるトッピング(?)を加えており有意義な締めくくりです。
カモミールティーでフィニッシュ。ごちそうさまでした。
以上の料理が1万円弱で、ワインをそこそこ飲んでお会計はひとりあたり1.5万円といったところ。同クオリティの食事を西麻布あたりで楽しめば2-3万円は固いことを考えると、得も言われぬ満足感に包まれます。というか、ワインバーでこの料理はちょっとレベルが高すぎでしょう。飲み物だけでもOKとのことで、ご近所住まいが羨ましい。今度は自由が丘で食事した後の二次会でお邪魔してみたいと思います。
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日本のイタリア料理の歴史から現代イタリアンの魅力まで余すこと無く紹介されており、情報量が異常なほど多く、馬鹿ではちょっと読み切れないほどの魅力に溢れた1冊です。外食好きの方は絶対買っておきましょう。