日吉のサンロードを歩いて数分、「ラーメンどん」の向いにある「MADE IN HANDS(メイドインハンズ)」。もともとはハンバーガー屋さんでしたが2023年に業態を変更しカレー専門店になりました。「30食限定価格 \1,380⇒\980」という看板に誘われてお邪魔します。
店内はカウンターが5-6席にテーブル席がいくつかで、トータルでは15席ほどでしょうか。ゲストは私ひとりと少し寂しい。ワンオペでトイレのドアは壊れており、いろいろ大丈夫かなと心配になります。
さて、軒先の看板には「30食限定価格 \1,380⇒\980」と記されていましたが、店内のメニューは980円として固定して記されています。何かが変だと思い公式ウェブサイトのメニューの価格を確認すると、そちらでも980円と記されており、うーん、こういうのってアリなのでしょうか。法的にも人としても。
気を取り直して「にんにく背脂ポークカレー」が着丼。唐揚げと揚げ茄子をトッピングして合計1,230円です。向かいの「ラーメンどん」のように野菜は「マシ」でお願いできるのですが、どこがどうマシなのかはよくわかりませんでした。ライスは150g-300gは同一料金なのですが、至って普通のゴハンです。
ちなみに他のメニューを確認すると「推し色カレー」を始めるなど、業態変更を含めて迷走しているのかもしれません。誤認を誘う価格表記やSNS映えマーケティング活動に現を抜かすよりも、まずは本質的に美味しい料理を目指すべきだと思いました。
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