高知において1970年に創業し、「酒を飲んだ後は屋台の餃子で〆る」文化を育んできた「安兵衛」。もともとは高知市の繁華街から少し離れた川沿いで5~6席ほどの小さな屋台だったらしいのですが、今やその屋台は50人も座れるようになり、高知市内に数店舗展開し、東京では恵比寿と目黒に展開中。
店内はテーブル席が主力で30席ほど。恵比寿店よりも少し広いかもしれません。私はおひとりさまでお邪魔したのでカウンター席に落ち着きました。目の前で次々と餃子が包まれていきます。
瓶ビールは600円ぐらいだったかな。お店の雰囲気に合わせてカジュアルな価格設定です。生ビールも同料金で、平日18時までであれば半額での提供とのことです。
「切ピーマン」は、その名の通り切ったピーマンであり、塩昆布がトッピングされています。悪くはないのですが、400円強という価格設定は割高に感じました。
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瓶ビールは600円ぐらいだったかな。お店の雰囲気に合わせてカジュアルな価格設定です。生ビールも同料金で、平日18時までであれば半額での提供とのことです。
「切ピーマン」は、その名の通り切ったピーマンであり、塩昆布がトッピングされています。悪くはないのですが、400円強という価格設定は割高に感じました。
自慢の焼き餃子。揚げ焼きにしているのか、カラっとした食感が特長的。餡は豚肉・キャベツ・ニラ・ニンニク・ショウガあたりでしょうか。一般的な餃子よりも野菜の比率が高くサクサクと軽い。他方、肉が少ないので、食べ応えが無いという意見もあります。
自家製チャーシュー盛り。恵比寿店で食べた時よりも脂身が少なく親しみ易い味わいです。ただ、旨味のエキスが抜けきっておりバサバサとした食感で、一般的なラーメン屋のそれに比べると見劣りします。水餃子は変わったスタイルで、皮は薄くスープに浸して頂きます。焼餃子に比べると歯ざわりがマジおつかれヘナヘナ丸なので、個人的には焼餃子のほうが好き。
以上を食べ、軽く飲んで3千円ほど。それほど食べ応えがあるわけでもなく、それでいてソコソコの値段なので、なんとも言えない世界に堕ちていく気がしました。ガッツリ飲み食いしにいくというよりは、2次会にお茶しに行くぐらいのテンションで訪れるのが良いかもしれません。
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市や区など狭い範囲で深い情報を紹介する街ラブ本シリーズ。2015年の『目黒本』発売から約4年の年月を経て、最新版が登場!本誌は目黒に住んでいる人や働いている人に向けて、DEEPな目線で街を紹介するガイドブックです。