ヌフ クレープリー(NEUF CRÊPERIE)/丸太町(京都)

御所南エリア、丸太町駅から歩いて5分ほどの場所にある「ヌフ クレープリー(NEUF CRÊPERIE)」。クレープ界隈では大変有名なお店であり、予約は必須ではないのですが、私は4回予約ナシでお邪魔して入れなかったので、四捨五入すると必須と言えるでしょう。
古民家をリノベした物件なのですが、不思議とフランスを感じさせるかわちいインテリアです。ランチ(11:00~15:00)の時間帯はいっぱいだったので、モーニング(10:00~11:00)に予約を入れました。席数は10席強といったところでしょうか、クレープ専門店なだけあって、女子ーズたちはダベりながらのんびりしがちであり、回転は良くありません。
せっかく来たので2枚食べることにしました。2枚目は〇〇円、といった仕組みは無く、純粋に2セット注文する必要があります。そのため1セット目はお食事系のガレットを選び飲み物は追加料金で白ワインを、2セット目は甘い系としコーヒーを付けてもらいました。
まずはBLTA。生地には厚みと弾力があって、蕎麦の豊かな香りが漂います。ベーコンと目玉焼きの開けっぴろげなプレゼンテーションが今後の展開に期待を持たせます。
くぱぁすると、中にはギッチリとレタスが詰まっており、要所要所にアボカドも。仄かな酸味を感じるミートソースに、ドロリとしたチーズ。生地のエッヂはパリっとしつつ、中心に進むに従ってモチモチとした食感。実に尊い味わいです。
2枚目は塩バターキャラメルをチョイス。あまあまのあまというわけでなく程よく苦味と塩気を感じる大人な味わいであり、はっきり言ってモンパルナス駅近くのクレープ通りの有名店なんかよりもレベルが高く感じました。
2セット目のドリンクはホットコーヒー。丁寧にハンドドリップされたものであり、クレープ抜きにしてコーヒーそのものとして美味しい。量もたっぷり。良くも悪くも回転が悪くなる原因はコイツである。
美味しかった。とてもとても美味しかった。以上を飲み食いして3千円弱ですが、それは派手にオーダーした結果であり、普通の食欲であれば1,100円で済みます。素晴らしい。「クレープリー・アルション (Creperie Alcyon)」しかり、関西のクレープ界隈は本当に素晴らしい。

前日に「鰹節丼専門店 節道(BUSHIDO)」を訪れ、1,200円で腹わたが煮えくり返る思いをしただけに私感動。オススメです。

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