地下鉄の恵比寿駅を出てすぐの路地にある「らぁめん冠尾(かむろ)」。純白湯、鶏清湯、鶏担湯を主軸にした鶏専門ラーメン店であり、以前ガーデンプレイスにあった際にお邪魔し美味しかった記憶があるので、この日もお邪魔してみることに。
店内は奥行きがありカウンター席がズラりと15席ほど並びます。テーブル席は入口すぐに1卓だけありますが、グループで座れるかどうかは運次第。17時過ぎという中途半端な時間にお邪魔したからか、ゲストの入りは1-2割といったところです。
定番の「純白湯らぁめん」にトッピングが沢山のった「特製白湯らぁめん」を注文。1,350円と中々の値段です。濃厚な白湯スープには油膜が張っており、唇まわりがメリっとする独特の口当たり。福岡の水炊きのスープによく似た味わいです。
鶏肉は低温調理で仕上げているのでしょう、しっとりと柔らかな部位に表面を炙ったものに鳥皮。その他の具材は味玉にミニトマト、インゲン、マッシュルーム。味玉は漬け込みが浅くプレーンな半熟卵と言えなくもありません。マッシュルームの土っぽさが思いのほかラーメンに合っています。
麺は細麺から中太にかけてのストレート麺であり、綺麗と言えば綺麗な味わいなのですが、少々物足りない気がしないでもありません。
「鶏そぼろ御飯」は見ての通りの料理であり、スーパーの弁当を器に盛った程度の味わいで、ぜんぜん美味しくありません。ゴハンはボソボソとしており肉の味わいには深みが無い。390円はとっても割高に感じました。
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以上を食べて1,800円というのはすごくすごい高い気がしました。もちろんプレーンな「純白湯らぁめん」であれば900円であり、それだけを注文していれば大きく印象が変わっていたかもしれません。トッピングやサイドメニューを注文する際は、熟慮に熟慮を重ねましょう。お疲れさまでした。
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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- マッシュルーム(MUSHROOM) ←3皿取ってデザートやお茶までついて3,500円ってむっちゃ安くない?
- アリゴトゥール(Aligoteur Que du bonheur) ←美味しいを突き詰める旨いもの屋。
- 筑紫樓(つくしろう) ←ランチタイムは社会貢献活動かもしれませんが、それにしてもお得である。
- 鍈輝(えいき) ←コロナ・テイクアウトグルメグランプリ優勝店。
- クンビラ(KHUMBILA) ←スパイスのオーケストラともいうべき複雑な味わいが五感に押し寄せる。
- ブラチェリア デリツィオーゾ イタリア(BRACERIA DELIZIOSO ITALIA) ←ランチの信じがたい費用対効果。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト) ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- チャイニーズダイニング方哉(まさや) ←ランチの千円担々麺が絶品。
- 晩酌屋おじんじょ ←恵比寿で居酒屋ならコチラ。
- 蕎麦懐石 義(ぎ) ←飲み物付きランチコース4千円がほんとうにすばらしい。
- えびすの安兵衛 ←超行列店。高知名物「屋台餃子」を恵比寿の地で!