麺屋 高倉二条(めんや たかくらにじょう)/御所南(京都)

御所南の人気ラーメン店「麺屋 高倉二条(めんや たかくらにじょう)」が食べログ百名店に選出。その名の通り高倉通と二条通の交差点にあり、丸太町駅もしくは烏丸御池駅から歩いて7-8分ほどです。エクステリアがオシャレすぎてもはや壁なので見逃さないように気を付けましょう。
店に入るとハイテクな券売機があり、待つための席が壁沿いに並びます。カウンター6席のみの小さな店であり、スタッフは2マンセルで手際よく麺を準備します。水道の水がパチャパチャ飛んで来るので要注意。
卓上調味料ではなく、引き出しの中に諸々が詰まっており「ラス(L'AS)」のようです。また、出口は入口と異なる場所にあり、全体として忍者屋敷のようで面白い。提供する料理は全て化学調味料不使用だそうで、ラーメン・つけ麺・カレーつけ麺の3種類からのチョイスです。
私はカレーつけ麺を注文。千円です。モツを追加でプラス350円、味玉もトッピングしてプラス100円で、総額1,450円でした。麺は1.5玉も2玉も同料金で、2.5玉にするとプラス50円と良心的です。
麺は中太ストレート。コレ系のつけ麺にしては細めで滑らかに感じました。カレーつけ麺の場合は自動的に「ゆず麺」となるのですが、カレーの風味が強いため、それほど柚子っぽさは感じられませんでした。「全粒粉麺」との選択式にして欲しいところです。
つけダレはストウブのに入ってやって来ます。アタックは確かにカレーですが、ベースは豚骨魚介なのか、思いのほか酸味が強く感じます。見た目ほどクドくなくサラっとした口当たりでありです。モツはプラス350円で追加しても大した量じゃなかったので、プラス500円の黒毛和牛だと発狂していたかもしれません。
カレーつけ麺には〆のゴハンもつきます。量も大目にしてもらうことが可能であり(写真は普通)、炭水化物に関してはとても気前が良い。器がストウブなのでIH調理器でリヒートできるのはナイスアイデアです。
なるほどラーメン激戦区で好評を博すだけあって、美味しかった。他方、今ドキのつけ麺にしてはアッサリした建付けであり、この方向性であればラーメンのほうが私は好きかなとも思いました。なので、次回はラーメンを試してみたいと思います。

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