入ってすぐの空間。窓付きの東京ドームのようにドーンと開けた空間が印象的。一方で、あまりに広く明るすぎるため、高級感はそれほどありません。
さっそく「シャンパンバー」に立ち寄り駆け付け1杯。シャンパンバーという割に2種類しか置いてへんやんけ、と毒づくのですが、そのうちのひとつがドラピエのミレジム・エクセプションであり、ほほう、やりおる、と感心します。現金なものです。
ダイニングエリアへお邪魔します。当ラウンジにはオーダー形式のレストランもあるのですが(後述)、こちらはビュッフェ形式でカジュアルに食事を楽しむことができます。
飲み物の種類は中々のもの。こちらに置かれているシャンパーニュはアラン・ティエノのノンヴィンであり、先のミレジムは自由に飲ませないぞ、との防御壁を感じました。
飲み物の種類は中々のもの。こちらに置かれているシャンパーニュはアラン・ティエノのノンヴィンであり、先のミレジムは自由に飲ませないぞ、との防御壁を感じました。
お食事コーナー。冷菜は既に小皿に取り分けられており便利です。酒を飲みながらパパっとつまみに最適です。
お気に入りはお茶コーナー。イギリスの高級紅茶ブランド「JINGTEA」がフルラインナップで用意されており、セルフでヌン活を楽しむことができます。
ブルブルが鳴り始めました。何の呼び出しかというと、当ラウンジにはいパン的なシャワーの他「カバナ」という個室の安息所が用意されているのです。個室数が少ないので受付で予約をする必要があるのですが、私がお邪魔した際は15分ほどの待ち時間で済みました。
おおー、想像以上にしっかりとした誂えです。カタール航空のファーストクラスラウンジのようにベッドこそはありませんが、空港のラウンジで個人に与えられる空間としては相当に贅沢と言えるでしょう。
逆サイドからの写真。住宅事情の厳しい香港において、このクオリティの広さのアパートを借りるとなると、数十万円は覚悟しないといけないかもしれません。ちなみに今回滞在していた「Hilton Garden Inn Hong Kong Mongkok(香港旺角希爾頓花園酒店)」よりも余程快適です。
バスタブもあり、せっかくなので利用してみます。なお、このバスタブの容積が想像以上に大きく、お湯がたっぷり溜まるまで10分近くを要しました。個室の利用時間は90分までと定められているのでご利用は計画的に。
クローゼットにはバスローブやスリッパも用意されています。お手洗いはもちろん独立した空間であり、このあたりはきちんとしたホテルに比肩する使用感と捉えて良いでしょう。
ひとっ風呂浴びた後は、レストランエリアである「ヘイブン」へと移動します。仰々しい名前ですが印象としてはホテルのオールデイダイニングに近いものがあり、このあたりはマレーシア航空のダイニングのほうが高級感があります。
オーダー式の料理のほか、こちらにもビュッフェ台が用意されています。先のダイニングにあった料理と重複するものはなく、トータルではかなりの種類の料理を用意していることになります。
デザートの種類も豊富で、チーズも本格的なもの。ヘタな外資系ホテルの朝食に比べるとよっぽど気合が入ったビュッフェと言えるでしょう。
私はオーダー形式の料理を中心に楽しみます。こちらは豚肉のエキスをどないかしたものであり、液体そのものの味わいは悪くないのですが、鶏肉の火入れが長すぎ食感がパッサパサになっていたのが残念。
グリル野菜のサラダ。このサラダは美味しいですねえ。多種多様な野菜が丁寧に焼き付けられており、食感が複雑で、味付けもお洒落です。
酢豚の味わいは中くらいで、パンダエキスプレスのそれと大差ないかもしれません。写真のピンボケっぷりが私の感情を良くあらわしています。
香港スタイルの焼きそば。お米の麺をきしめん状態に幅広にとっており、むっちりとした噛み応えが楽しい。具材は牛肉が中心で旨味が強く完成度の高いひと皿です。
担々麺も注文。スープはクリーミーで美味しいのですが、麺がパっとしませんねえ。ただこれは当ラウンジのキッチンがどうというわけではなく、中華圏における麺は日本のラーメン屋における麺とは大きく方向性を異にすることに根本にあるかもしれません。
〆に定番のワンタン麺。ワンタンには海老がたっぷりと詰まっており文句なしの旨さ。麺の方向性については既に述べた。ちなみに麺類の仕様はお隣のビジネスクラスラウンジのそれと同じに感じました。
ツイート
バスタブもあり、せっかくなので利用してみます。なお、このバスタブの容積が想像以上に大きく、お湯がたっぷり溜まるまで10分近くを要しました。個室の利用時間は90分までと定められているのでご利用は計画的に。
クローゼットにはバスローブやスリッパも用意されています。お手洗いはもちろん独立した空間であり、このあたりはきちんとしたホテルに比肩する使用感と捉えて良いでしょう。
ひとっ風呂浴びた後は、レストランエリアである「ヘイブン」へと移動します。仰々しい名前ですが印象としてはホテルのオールデイダイニングに近いものがあり、このあたりはマレーシア航空のダイニングのほうが高級感があります。
オーダー式の料理のほか、こちらにもビュッフェ台が用意されています。先のダイニングにあった料理と重複するものはなく、トータルではかなりの種類の料理を用意していることになります。
デザートの種類も豊富で、チーズも本格的なもの。ヘタな外資系ホテルの朝食に比べるとよっぽど気合が入ったビュッフェと言えるでしょう。
私はオーダー形式の料理を中心に楽しみます。こちらは豚肉のエキスをどないかしたものであり、液体そのものの味わいは悪くないのですが、鶏肉の火入れが長すぎ食感がパッサパサになっていたのが残念。
グリル野菜のサラダ。このサラダは美味しいですねえ。多種多様な野菜が丁寧に焼き付けられており、食感が複雑で、味付けもお洒落です。
酢豚の味わいは中くらいで、パンダエキスプレスのそれと大差ないかもしれません。写真のピンボケっぷりが私の感情を良くあらわしています。
香港スタイルの焼きそば。お米の麺をきしめん状態に幅広にとっており、むっちりとした噛み応えが楽しい。具材は牛肉が中心で旨味が強く完成度の高いひと皿です。
担々麺も注文。スープはクリーミーで美味しいのですが、麺がパっとしませんねえ。ただこれは当ラウンジのキッチンがどうというわけではなく、中華圏における麺は日本のラーメン屋における麺とは大きく方向性を異にすることに根本にあるかもしれません。
〆に定番のワンタン麺。ワンタンには海老がたっぷりと詰まっており文句なしの旨さ。麺の方向性については既に述べた。ちなみに麺類の仕様はお隣のビジネスクラスラウンジのそれと同じに感じました。
食後はビジネスコーナーに移動してパソコンをタカタカします。そう、当ラウンジは馬鹿みたいに空間が広く、そこを埋めるソファも見事な座り心地なのですが、ガッツリ仕事をするためのワークスペースは意外に少ないのでご注意を。
いずれにせよ、魅力的なラウンジでした。ちなみに今回お邪魔したのは「ザ・ウィング」のファーストクラスラウンジであり、「ザ・ピア」のファーストクラスラウンジは無料のマッサージサービスも用意されているそうなので、次回はそちらを利用してみよう。
ツイート
関連ランキング:その他 | 香港国際空港 (HKG) 周辺
人気の記事
- タイ料理 みもっと/目黒
- 鮨料理 一高(いちたか)/大濠公園(福岡)
- インスタ映えするヤクザたち
- 現役のCAに聞く、機内でCAをスマートにナンパする方法
- あるグルメな乞食の話
- イケアの倉庫で絶望し、アイケアの配送に発狂した
- 「男におごられっぱなしの女は風俗嬢以下だ」刃物でも抜くように夫は言った。
- 某高級鮨店において港区ババァが大暴走した話。
- 日本の男は皆ロリコン。フランスと日本のレストランを比較して抱いた違和感について。
- もう疲れた。うどんが主食氏の事件について1日5回は聞かれる。
- 「東京タラレバ娘」状態に陥った女子を救うたった1つの方法
- 旦那の悪口を言う女は一生幸せになれない
- バレンタインに手作りチョコだけは勘弁して欲しい
- 「お代は結構ですから悪く書かないで下さい」とシェフに懇願された話
- 3ヶ月前にトラブった例の店からの電話が鳴り止まない
「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。